次世代システム運用コンソーシアムが新設、最先端技術でIT運用を革新へ

次世代システム運用コンソーシアムの設立

2024年10月1日、東京都千代田区に一般社団法人「次世代システム運用コンソーシアム」が設立されました。このコンソーシアムは、先端技術の進化に伴い、ITシステム運用の重要性が一段と増す現代において、システム運用の高度化と自動化を促進し、社会全体の基盤を支えることを目的としています。

設立の背景

AIや仮想現実が私たちの日常生活に浸透する中で、システム運用の役割はますます重要性を増しています。次世代システム運用コンソーシアムは、22社の会員企業と共に、運用の革新を推進するための知見を共有し、先端技術を駆使した新たな取り組みを進めていきます。代表理事には上坂貴志氏が就任し、リーダーシップを発揮します。

コンソーシアムの活動内容

次世代システム運用コンソーシアムは、以下の活動を通じてシステム運用の高度化を図ります。

1. 調査研究と情報提供
システム運用に関する最新の調査研究を行い、その成果を会員や関連機関に提供します。

2. 勉強会や講演会の開催
システム運用に関する知識の普及を目的として、定期的に勉強会や講演会を開催します。

3. 人材育成と宣伝活動
IT技術者の育成を重視し、専門的な知識を持つ人材の確保と育成に向けた活動を行います。

4. 内外関係機関との交流
他の組織との連携を強化し、システム運用の質をさらに向上させます。

目指すビジョン

次世代システム運用コンソーシアムは、システム運用における複雑化に対応し、運用コストの削減に寄与することを目指しています。また、開発と運用の統合を促進し、AIを活用した自動化を進めることで、将来のITインフラの基盤を豊かにしていきます。これには、人材のスキル向上や新しい働き方の導入も含まれ、全体として社会課題の解決に寄与したい考えです。

キンドリルの役割

加えて、株式会社キンドリルも次世代システム運用コンソーシアムの重要なパートナーとして位置づけられています。キンドリルは、60カ国以上でサービスを提供する世界最大級のITインフラサービスプロバイダーであり、複雑な情報システムの設計や管理を行っています。この協力関係により、コンソーシアムはグローバルな視点を持ち、最先端技術を取り入れたシステム運用の進展を図っていきます。