スマートメーター事業の再編
2026-07-28 19:17:16

大崎電気工業が海外スマートメーター事業を進化させる戦略的な再編。

大崎電気工業が進めるスマートメーター事業の生産体制刷新



大崎電気工業株式会社は、競争力を高めるために、海外事業の生産体制を大きく見直す決定を下しました。この改革は、同社の連結子会社であるEDMI Limited(シンガポール)を通じて進められます。具体的には、EDMI社の製造子会社、EDMI Electronics Sdn Bhd(マレーシア)の全株式を、スイスに本社を置くCicor Technologies Ltd.の子会社であるCicor Asia Pte. Ltd.に譲渡することが発表されました。

株式譲渡の背景と目的



この施策は、海外スマートメーター業界における競争力強化及び収益性向上を目指し、既存の「設備保有型生産モデル」から「アセットライト型生産モデル」への移行を狙っています。EDMI社の生産機能をCicor社に委託することで、経営資源をより高付加価値の製品やソリューションの開発に集中することができるとしています。

譲渡契約は2026年7月29日に締結予定で、実施日は同年10月30日となっています。今回の譲渡価格はおよそ700万米ドル、日本円で約1,085百万円と見込まれています。この動きは、EDMIがオセアニア市場向けに屈指の製品を供給している中、非常に重要なものであると言えるでしょう。

新たな製造委託体制の構築



Cicor社との間で製造委託契約を締結することにより、EDMIブランドのスマートメーターの生産はCicor Asiaが行うことになります。EDMI社は今後、製品の設計や開発、知的財産の管理、顧客対応といった重要な機能に専念する予定です。この新たな体制により、生産効率とサプライチェーンの最適化が図れるでしょう。

期待される成果と経営者のビジョン



EDMI社を率いるRoy Kirsopp氏は、「この合意により、ビジネスの強みであるスマートメーター技術やグリッドソリューション開発に注力できる」と述べています。また、Cicor社のAlexander Hagemann氏も、EDMI社との協業が持続的な競争優位を実現する例として肯定的な見解を示しています。

このように、新たな製造委託体制は、新しい成長の道筋を切り開くものとして期待されています。特に、オセアニア市場はEDMI社にとって最大の収益源となっており、ここでの生産効率向上は極めて重要です。

今後の展望



2027年3月期の連結業績についての詳細はまだ未確定ですが、EDMI社は新たなビジネスモデルの下で成長を目指すことになります。これを機に、EDMI社の競争力がさらに強化され、多様な製品とサービスを提供できるようになるでしょう。持続的な企業価値の向上が鍵となるこのプロジェクトは、グローバルなエネルギー市場の変化に対応しながら、企業自身の成長を追求する姿勢を示しています。時代に即した企業戦略として、今後の進展に注目していきたいです。


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会社情報

会社名
大崎電気工業株式会社
住所
東京都品川区東五反田2-10-2東五反田スクエア
電話番号

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