シンガーソングライターleiftが、ニューシングル『Bloody』をリリースしました。
今回の楽曲は、ピアノハウスを現代解釈した「血が騒ぐ」エレクトロニックポップ・トラックです。
leiftは、1stアルバム『Beige』では自身の内面を深く探求し、コラボアルバム『Citrus』では「自分と他人」の関係性に焦点を当ててきました。
そして、新章のテーマは「“多数の他”への問い」です。
このテーマを掲げ、leiftは来春リリース予定のアルバムに向けて、マンスリーでシングルをリリースしていくことを発表しました。
『Bloody』は、この新章の幕開けを告げる楽曲です。
「8割でこなす毎日」から「血が騒ぐほど熱い全力」へと、聴き手を誘い共に盛り上がろうと語る楽曲です。
leiftは、自己や他人との関わり方を決めた今だからこそ、熱い自身を百も承知で紡ぐ歌詞で、現代の大人たちに「わかってる。でも自分に陶酔して、本気を出す毎日で生きてみないか?」と問いかけています。
楽曲のトラックは、TR-909を中核に、ピアノハウスやアナログのアシッドベースを再解釈したグルーヴィなダンスポップです。
強いメッセージを中和するかのような軽快さと、下腹部をえぐる重低音が同居したサウンドは、24bit/96kHzで仕上げた高密度録音によって、音が細胞の奥まで染み込む感覚を生み出しています。
実機アナログシンセやヴィンテージ録音機器を駆使して生まれた楽曲は、英Metropolis Studios Stuart Hawkesによるマスタリングによって、力強さと品格の両面を持ち合わせ、煌びやかな「新時代のダンスポップ」へと昇華しました。
また、leiftは8月16日(金)にアロフト東京銀座にてライブイベント「Live At Aloft」に出演します。
イベントはエントランスフリーで、ドリンク注文で誰でも観覧可能です。
leiftは、自身について以下のようにコメントしています。
「自分に徹底的に向き合った1stアルバム『Beige』と、新しく出会った仲間たちと作ったコラボアルバム『Citrus』。これら2作品を経てもなお、自分が自分を100%出して生きることに違和感を覚えてしまっています。
「全てを出したら熱すぎて、圧で周りや社会が引いていく」と自覚する自分と「(広く)周囲の8割になんて合わせてらんねえよ」と感じている自分、何より「残りの2割を使って諦めたり逃げてる“大人”、ダセぇな」と確信する自分。それらを慎重に、後悔なく天秤にかけて、『Bloody』や以後リリースする作品たちが生まれました。
趣味の料理でも、最近思うんです。魚の血合にしか産めない旨味があるけれど、血合は扱いを間違えたらただの臭みでしかない。だからこそ丁寧に下処理をして扱って、全て省いてしまったら得られない頂の味覚に到達したいと。
『Bloody』はleiftの血合を、想いを込めて処理して作った一曲。楽しんでもらえたら嬉しいです。」
leiftの『Bloody』は、2024年7月10日(水)より配信開始されます。