新しい風を感じる「SUKIMO」
東京都文京区に、新たに発達障がい児向けの自宅訪問型療育サービス「SUKIMO」が誕生しました。このサービスは、株式会社アスリードが運営し、既存の運動発達支援スタジオ「UNIMO」の顧客からのニーズに応える形で生まれました。多くの保護者が、子供を施設に連れて行くことの負担や他の子どもたちとの相互作用による焦点のずれを指摘し、より集中した環境での療育を求めていることがわかりました。
アンケート調査の結果、61.3%の保護者が自宅での訪問型療育を希望しているというデータもあり、これを受け新たにこのサービスが開始されました。特に、外出が困難な障がい児にとっては、自宅での援助が重要です。厚生労働省が発表した平成30年度の障害福祉サービスにおける新設制度に加え、民間のサービスによってさらなる支援の形を模索しています。
SUKIMOのプログラム内容
「SUKIMO」では、子どもの発達に応じた3つのメインプログラムを提供しています。
1.
運動プログラム
- 「感覚系運動」「身体機能系運動」「種目別運動」といった多様な運動を実施し、顧問作業療法士や理学療法士の監修のもと、子どもたちの体づくりをサポートします。
2.
学習プログラム
- 「読み」「書き」「計算」「概念理解」などの基礎能力を高めることに加え、視覚機能を鍛える「ビジョントレーニング」も行います。学ぶ楽しさを感じてもらうことが目的です。
3.
生活プログラム
- 日常生活に役立つスキルを身につける「ADLトレーニング」「言語トレーニング」「ソーシャルスキルトレーニング」を通じて、より良い適応能力を育みます。
このような内容で、300以上のプログラムを提供しており、専門のスタッフがマンツーマンでお子さんに向き合います。各家庭のニーズに応じた個別支援計画を作成し、セッションごとに合理的な療育を行っています。
提供概要と利用対象
- - 対象者: 1歳から12歳(小学6年生まで)
- - 療育手帳やサービス受給者証は不要です。
- - 営業時間: 火曜日から土曜日(9:00~18:00)、日曜日と月曜日はお休みです。
- - 提供地域: 東京都文京区全域及び一部の台東区と千代田区。
- - 利用方法: 各家庭からの要望に応じて、専門スタッフが訪問し、プログラムを提供します。
「SUKIMO」は、子どもたちが自宅にいながら安心して療育を受けられる環境を整備しました。個々のニーズに寄り添って、より良い未来を支援するサービスです。興味のある方は、以下のホームページをご覧ください。
公式ホームページ