ものづくり企業とベンチャー企業の協業事業のご案内
豊田市では、ものづくり企業とベンチャー企業の協業を促進する事業を実施中であり、全国のベンチャー企業を対象に募集中です。この機会に、新たなビジネスの展開を考えている企業の方々へご案内します。募集期間は2021年8月6日から9月10日までです。
募集の背景と目的
豊田市は、ものづくりの聖地として知られ、長年にわたり製造業の革新を支えてきました。今回の取り組みは、新たなアイディアを持つベンチャー企業と連携し、地域経済の活性化を図るとともに、次世代のものづくりを促進することを目的としています。これを通じて、イノベーションの創出と持続可能な価値を生む新しいビジネスのシナジーを期待しています。
対象企業と協業テーマ
今回の募集は、全国のベンチャー企業に向けられています。応募企業は、市内の製造業者との面談を経て、2021年9月下旬に最終決定されます。具体的な協業テーマは以下の通りです:
株式会社アイサク
- - 生産設備に後付け可能な画像による異常検知システムの構築
- - 住宅設備、家具、雑貨のデザイナーと生産工場をつなぐプラットフォームの構築
株式会社協豊製作所
- - 工場向けCO2削減技術の開発
- - 難画像検査技術の開発
小島プレス工業株式会社
- - 製造現場向けXRコンテンツの制作
- - AIを用いた不良画像データ生成
- - 成形機や塗装設備の省エネ技術、コージェネレーションによる環境対応のイノベーション
上記のテーマは幅広く、各企業が持つ技術やアイデアを結集し、より社会的意義のある成果を出すことが求められています。
共同開発の詳細
共同開発は、2021年9月下旬から2022年2月中旬まで行われます。場所は、ものづくり創造拠点SENTANや各製造業者の所在地、またはオンラインで進行される予定です。SENTANには、試作開発のための「ものづくりスペース」や新たな価値創造を目指す「交流スペース」といった多様な施設が整備されています。これにより、企業の技術や経営課題を解決するための支援体制が確立されています。
申込み・問い合わせ
興味をお持ちの方は、以下の申込フォームからご登録ください:
申込フォーム
詳細については、ものづくり創造拠点SENTANの情報を参照してください:
詳細ページ。また、「ものづくりベンチャーとのマッチング事業」の事務局には、メールで問い合わせ可能です。
豊田市は、ものづくりの未来を共に切り拓く企業との出会いを楽しみにしています。この新たな取り組みが、地域と全国のベンチャー企業に新しい機会をもたらすことを期待しています。