Repro、1億円資金調達でアプリ成長支援ツール拡充へ！動画分析で課題解決

Repro、1億円調達でアプリ成長支援を加速

モバイルアプリの成長を支援するアナリティクスツール「Repro」を提供するRepro株式会社は、デジタルガレージ、ブレインパッド、SHIFTの3社から総額1億円の資金調達を実施したと発表しました。2014年7月のiOS版ベータ版リリース以来、ECサイト、フリマアプリ、ゲーム、SNSなど幅広いジャンルの数百ものアプリで利用され、急成長を遂げています。

今回の資金調達により、Reproは開発体制の強化、インフラ整備、マーケティング強化を図り、サービスの付加価値向上を目指します。具体的には、開発人員の増員、サーバー環境の拡充、積極的なプロモーション活動などが予定されています。

特に、ブレインパッドのビッグデータ分析技術やSHIFTのアプリテストサービスとの連携強化により、アプリ成長支援機能の充実が期待されます。また、デジタルガレージの海外展開ノウハウを活用し、2016年からは米国を中心に海外市場への本格進出も計画しています。

動画でわかるユーザ行動分析

Reproの最大の特徴は、ユーザのアプリ内行動を動画でリアルタイムに分析できる点です。従来のアナリティクスツールでは得られなかった、ユーザの実際の行動に基づいた課題発見と改善策の検討が可能になります。ファネル分析、リテンション分析、コンバージョン分析といった機能に加え、バグ発生状況の動画再現による効率的なバグ修正もサポートします。

アプリ開発者は、ユーザのタップ情報や画面遷移などの操作情報を分析することで、アプリの使いやすさや機能の改善に役立てることができます。もちろん、Reproはユーザの許可なく個人情報や通信情報を取得することはありません。

Reproの主要機能

ファネル分析: 各ステップの達成数、達成率、離脱率を確認でき、動画でユーザの行動を詳細に分析可能。
リテンション分析: ユーザ定着に繋がるアクションを簡単に特定。
コンバージョン分析: 機能追加やデザイン変更の効果を容易に測定。
バグレポート: バグ発生状況を動画で再現し、修正作業を効率化。

Reproの今後の展望

Reproは、今回の資金調達を機に、更なる機能強化と海外展開を進め、世界中のアプリ開発者を支援していく計画です。動画によるユーザ行動分析という革新的なアプローチで、アプリ業界に新たな風を吹き込む存在として、今後の活躍に期待が集まります。

会社概要

会社名: Repro株式会社
代表者: 平田祐介
所在地: 東京都台東区東上野3-12-1井合ビル4F
設立: 2014年4月
事業内容: ユーザ行動動画によるモバイルアプリ成長支援ツール「Repro」の提供
ホームページ: https://repro.io/
Twitter: https://twitter.com/reproio
Facebook: https://www.facebook.com/reproio