京都精華大学が主催する国際シンポジウム
京都市左京区に位置する京都精華大学が、国際教育・研究プラットフォーム「Moving Boundaries」と共に、国際シンポジウム「人間科学と建築の未来」を開催することが決定しました。このシンポジウムは、神経科学や認知科学、社会学などの人間科学の視点を建築やデザインに応用する方法について探求することを目的としています。
プログラムの目的
シンポジウムでは、建築を単なる機能や形状の問題として捉えるのではなく、人間の体験や環境との関係性に基づき、新たな視点から再考します。その結果、より豊かで健康的な生活環境の創出を目指すのです。日本国内での初開催となるこのプログラムでは、25か国以上から70名以上の参加者が集まり、建築家、研究者、デザイナー、大学院生など多様なバックグラウンドを持つ人々が一堂に会する機会となります。
著名な講師陣
シンポジウムには様々な分野で活躍する12名の国際的な講師が招聘されます。具体的には、建築理論家のアルベルト・ペレス=ゴメス氏、ミラーニューロン研究の第一人者であるヴィットリオ・ガレーゼ氏、環境心理学者のコリン・エラード氏など、各分野の最前線で活躍する研究者が登壇し、先進的な研究を紹介します。その内容は、神経現象学、回復的デザイン、脳と環境の関係など多岐にわたります。
予定されるイベント内容
プログラムは、講義やマスタークラス、パネルディスカッション、ワークショップ、さらには建築見学も含まれており、参加者は京都市内の歴史的な寺院や庭園を訪れるフィールドワークを通じて京都独自の文化と空間体験も享受します。このような多面的なアプローチによって、参加者は人間と環境の関係性を深く考察することができます。
スケジュール
シンポジウムは、2026年8月3日から8月7日までの5日間にわたり行われ、京都精華大学内の明窓館大ホールで開催されます。具体的な日程やプログラムは以下の通りです:
- - 8月3日(月):神経現象学と身体性についての講義
- - 8月4日(火):回復的デザインと場所への愛着
- - 8月5日(水):脳・身体・環境に関連する健康デザイン
- - 8月6日(木):記憶・現前・メディア化されたモニュメントに関する探究
参加方法
参加費はMoving Boundaries 2026への登録が必要ですが、京都精華大学の在学生および教職員は無料で参加可能です(事前申込制)。事前のオンライン登録が必要となりますが、詳細については公式ウェブサイトにて確認してください。
終わりに
このように、京都精華大学とMoving Boundariesの共同プログラムは、人間科学と建築デザインの新たな学際的連携を促進し、国際的な教育・研究の交流を更に発展させることを目指しています。多様な視点からの探求がどのように進むのか、非常に期待されるイベントとなるでしょう。