ハイラブルが新たにリリースした「発揮スキル推定機能」
2026年7月28日、東京都のハイラブル株式会社は「Hylable Discussion」に新機能「発揮スキル推定」を追加しました。この機能は、のべ17万人以上が参加した会議音声データを基に、各参加者が実際に発揮したスキルを可視化するものです。本機能は、特許出願中であり、議論の効果を飛躍的に高めるポテンシャルを持っています。
イノベーションの背景
会議やディスカッションは企業や教育現場で頻繁に行われますが、発言者のスキルを正確に捉えることは難しい課題でした。参加者が議論に集中しているため、客観的な視点が求められる一方で、第三者による評価も充分なスキルを持たなければ難航します。そこで、ハイラブルはこれまでの会議分析技術を駆使し、「Hylable Discussion」を通じて発言量やタイミングを測定することで、発言の質にも着目する機能を開発しました。
発揮スキル推定機能の特徴
この新機能は、「期待スキル」に基づいてスキルを評価します。内閣府が示す「社会人基礎力」を参考にしたスキルセットを搭載し、要素ごとに5段階で評価します。発言の分析が完了した後、ユーザーはワンクリックで発揮スキルを即座に可視化できます。以下のような特長があります。
1. 定量的なスキル評価
各発言者の発言に基づいて、誰がどのスキルをどれだけ発揮したかを数値化し、一覧表示します。これにより、評価が定量的で客観的になります。
2. 理由の明確化
評価スコアには、発言の具体的な内容を引用して背景を説明します。これにより、なぜその評価になったのかが明確になり、評価者や参加者が納得感を持ちやすくなります。
3. カスタマイズ可能なスキルセット
デフォルトでは一般的なスキルセットを使用しますが、企業や教育機関のニーズに応じて独自のスキルセットに変更が可能な点も魅力です。
4. 少人数での利用も可能
この機能は、1対1のミーティングや面接にも適用でき、少人数の会話でもスキルを評価できるのが特長です。
主な利用シーン
この新機能は様々な場面で活用が期待されます。
- 新卒採用
グループディスカッションや面接では、複数の候補者を評価する必要がありますが、本機能を活用することで、客観的で一貫性のあるスキル評価が可能となります。
- 教育現場
教育や研修の場面で、参加者同士の発言を分析しフィードバックができます。教員が全ての生徒に個別に評価するのは難しいため、効果的なサポートを提供します。
- 取締役会
取締役会などのチーム内での発揮スキルを比較することで、次に必要なスキルを有するメンバーの選定などが容易になります。
導入と今後の展望
この発揮スキル推定機能は、全てのバージョンの「Hylable Discussion」ユーザーが利用できます。導入を希望する企業や教育機関は、問い合わせフォームを通じてスムーズに相談が可能です。また、本機能に関する無料オンラインセミナーも開催予定で、実際の画面や事例紹介を通じて、仕組みや活用法が解説されます。
会社情報
ハイラブル株式会社は、2016年に設立された企業で、音環境分析技術を基に対面及びオンラインのコミュニケーションを可視化するサービスを提供しています。この新技術によって、議論の質の向上を図り、より良いコミュニケーションの実現を目指しています。詳しくは、公式サイトを訪れてください。