オンライン医療サービスの新たな展開
きらぼし銀行健康保険組合が、オンライン診療サービス「ヤックル」との連携を発表しました。この協力により、きらぼしグループに属する職員とその家族の健康管理がより効果的に行えるようになります。具体的には、生活習慣病の重症化防止や受診勧奨についての取り組みが強化されます。
この連携の目的は、健康診断の結果で「要受診・要治療」とされた方が、スムーズに二次受診を行えるようにすることです。同時に、治療を続けやすくするための支援も行います。忙しいライフスタイルを送る就労世代のために、ヤックルは医師の指名や自宅郵送の検査サービス、診療後の薬の受け取り方法を柔軟に選択できるようにしています。これにより、より良い医療体験を提供し、受診のハードルを下げることを目指しています。
連携の背景
きらぼしグループは「健康経営宣言」に基づき、職員とその家族の健康を重要な経営課題として捉えており、さまざまな健康づくり施策を実施しています。定期健診受診の促進や、産業保健スタッフによる受診の確認、さらには健康アプリの活用など、多様な方法で健康経営を進めています。しかし、生活習慣病の領域では「要受診」と判定された後、実際に受診に至らないケースや、その後の治療が続かない事例が多く存在していました。
本連携を通じて、きらぼしグループの健康施策とヤックルのオンライン診療が融合し、受診勧奨の実効性を高めると同時に、重症化を防ぐことが期待されています。
具体的な連携内容
この連携では、以下のようなことが実施される予定です。
1.
対象者:きらぼし銀行健康保険組合の加入者
2.
目的:健診後の二次受診を促進し、早期の生活習慣病介入と治療継続を支援すること
3.
導線のイメージ:健診結果で「要受診」とされた場合、オンライン診療を受け、その後必要な検査や療法を実施します。また、必要に応じて自宅郵送型検査を導入し、さらには病状に応じた対面での医療機関への紹介も行います。
このような導線を確立することで、きらぼしグループはより効果的にその施策を実現しようとしています。
ヤックルの提供価値
ヤックルは、この連携において以下のような価値を提供します:
- - 受診のハードルを下げる:就労世代にとって、通院するための時間確保は大きな負担です。オンラインの受診を夜間も行えることで、心理的および時間的なコストを軽減します。
- - 医師指名による継続的サポート:生活習慣病は定期的なフォローが必要です。ヤックルは医師の指名が可能であり、同じ医師に継続的に診てもらうことで、治療方針も一貫しやすくなります。
- - 自宅での検査との組み合わせ:在宅での検査が必要な際には、その導線を確立し、診察から評価、介入を円滑に進められるようにします。
- - 薬の受け取りが容易:診療後の薬の受け取りについても、配送や薬局での受け取りを選べるようにし、治療開始への心理的・時間的な負担を小さくします。
今後の展望
今後、得られた知見や運用データをもとに、これらの施策をモデルケースとしてさらに磨き込んでいくことが目指されています。きらぼし銀行健康保険組合の鈴木淑剛常務理事は、受診勧奨の実効性を高め、重症化を防ぐための新しい体制を整えていく意向を示しています。
株式会社ヤックルの布川佳央代表取締役も、健康経営の重要性を強調し、オンライン診療を通じて生活習慣病のリスクを管理していく意欲を述べています。この新たな連携によって、きらぼしグループの健康経営が一層強化されることが期待されています。