新春展「彩飾写本の美」とは
昭和女子大学光葉博物館で、2026年1月22日から2月6日までの期間、新春展「彩飾写本の美~大学図書館のファクシミリ本~」が開催されます。この貴重な展覧会は、歴史文化学科の学生たちが主体となって企画したプロジェクトによるものであり、大学図書館が所蔵するファクシミリ版の彩飾写本がメインの展示となっています。これらの写本は、中世ヨーロッパで手作業で筆書きされ、装飾が施されたものであり、実物を見る機会は日本国内では非常に稀です。
ファクシミリ版の魅力
展覧会では、ファクシミリ版の写本が展示されることで、オリジナルの大きさや紙質、魅惑的な文字や彩飾を楽しむことができます。ファクシミリ版とは、特殊な印刷技術や素材を用いて精巧に複製されたもので、オリジナルの美しさをそのままに再現しています。展示を通じて、学生たちが研究した西洋美術史の視点で魅力を感じていただくことができるでしょう。
展示の内容
展示予定の主な作品には、以下のものが含まれています。
- - 『ケルズの書』 1冊(原本:800年代、ファクシミリ版:1990年代)
- - 『ベリー公のいとも美しき時祷書』 ランブール兄弟作 1冊(原本:1405-1408年、ファクシミリ版:2003年)
- - 『アレクサンデル6世のミサ典礼書』 アントニオ・ダ・モンツァほか作 1冊(原本:1492-1494年、ファクシミリ版:1987年)
これらの作品は見応えがあり、来場者は中世の美術と歴史に触れる貴重な体験をすることができます。さらに、スマートフォンなどのデバイスを持参することで、展示物に関する動画解説も利用でき、より深く鑑賞を楽しめるよう工夫されています。
開催概要
- - 会期:2026年1月22日(木)~2月6日(金)10:00~17:00 (土・日曜日及び2月4日(水)は休館)
- - 入館料:無料
- - 会場:昭和女子大学7号館1階 光葉博物館
住所:〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57
さらに、今回のプロジェクトは、ただ単に展示を行うだけでなく、学生たちがモノの歴史や美術的要素を学び、その知識を社会に還元することを目的にしています。展示の企画や準備を通じ、博物館学の実践を行っている点も大きな魅力のひとつです。
お問い合わせ
本展示に関する詳細や取材のお申し込みは、以下の連絡先までお願いいたします。
- - 電話:昭和女子大学光葉博物館 03-3411-5099/03-3411-5302
- - ホームページ:昭和女子大学光葉博物館
この新春展「彩飾写本の美」は、学生たちの努力と情熱の結晶です。ぜひこの機会に、歴史的な美しさに触れ、学生たちのプロジェクトの成果を楽しんでください。