高専生たちの熱い挑戦!SDGs×テクノロジーで未来を拓く12チームが決勝へ
独立行政法人国立高等専門学校機構と日本経済新聞社共催の「第3回高専GIRLS SDGs × Technology Contest(高専GCON2024)」の決勝進出チームが決定しました。全国から85チームのエントリーの中から書類審査、面接審査を勝ち抜いた12チームが、革新的な技術とアイデアでSDGs達成に向けた熱い戦いを繰り広げます。
決勝進出チームの取り組み:多様な視点と技術で社会課題に挑む
決勝に進出した12チームは、農業の効率化、ジェンダー平等の実現、地域課題の解決、環境保全など、多岐にわたるSDGsの目標に取り組んでいます。具体的な取り組み内容の一部をご紹介します。
函館高専 COWNECT: 酪農家と乳業界を繋ぐ革新的な製品開発
釧路高専 僕ら大好き報連相!: スマート農業技術による未来の農業創造
仙台高専 アナリスト: ジェンダー平等に向けた性知識啓発コンテンツとAIチャットボットの開発
福島高専 チーム・まちのお医者さん: 地域の活性化に繋がる公園整備の提案
木更津高専 チャリンコ倶楽部: 衛星データ活用による魚の生育に適した水田の分布把握
沼津高専 サイトマン: オープンデータを用いた斜面崩壊リスクの可視化
豊田高専 早坂・大畑Lab: 環境問題解決に貢献する革新的な材料開発
鳥羽商船高専 ezaki-lab: 海女文化の存続と海洋資源回復に向けたウニ養殖技術
明石高専 たまごだいふく: ため池の危険性啓発と安全対策の提案
米子高専 誰もがきっと、速くなる!: ドローンとAIを用いたスポーツ競技力向上アプリ開発
新居浜高専 photocatalyst twins: 環境に優しい磁気光触媒材料の開発
沖縄高専 しんかぬちゃー: 赤土流出防止とサンゴ礁保全のための取り組み
これらのチームは、企業や団体からのサポートを受けながら、更なるブラッシュアップを行い、決勝に臨みます。
決勝発表会:オンライン視聴も可能!
決勝発表会は、令和6年12月15日(日)に東京・大手町の日本経済新聞社日経ホールで開催され、日経チャンネルでもライブ配信されます。オンラインでの視聴を希望する方は、事前に申し込みが必要です。各チーム紹介入りのプログラムも配布される予定です。
審査と表彰:未来を担う技術者たちの活躍に期待
決勝では、最優秀賞(文部科学大臣賞)1チーム、優秀賞2チーム、企業賞が選考されます。さらに、決勝に進出できなかったチームからも、SDGs、イノベーション、ダイバーシティ&インクルージョン、ユース賞が選出されます。
高専GCONは、コンテストにとどまらず、高専におけるDE&I推進や学生のキャリア支援にも取り組んでいます。本大会への参加チーム紹介、決勝進出チームの詳細などは、公式ホームページで確認できます。
高専GCON2024への協賛と後援
本大会は19社の企業、一般社団法人アンカー、リバネス株式会社、株式会社高専キャリア研究所などの協力会社・団体、そして内閣府、文部科学省など多くの機関の後援を得て開催されます。
高専:日本のものづくりを支える存在
国立高等専門学校は、5年間の一貫教育で高度な技術者を育成する教育機関です。実験・実習重視のカリキュラムで、卒業生は日本の産業・社会発展の中核を担っています。
このコンテストは、日本の未来を担う高専生たちの技術力と創造性を示す素晴らしい機会であり、彼らの活躍から目が離せません。