世界初の手法を搭載した構造最適設計ソフトウェア「HiramekiWorks3.0」販売開始
株式会社くいんとが、3次元CAD SOLIDWORKSのアドイン製品である構造最適設計ソフトウェア「HiramekiWorks3.0」の販売を開始しました。本製品は、世界で初めてレベルセット法によるトポロジー最適化を搭載した画期的なソフトウェアです。
レベルセット法によるトポロジー最適化とは?
従来のトポロジー最適化手法であるSIMP法とは異なり、レベルセット法は中間密度を生成することなく、設定した体積や質量を高い精度で満たす明瞭な結果を得られます。また、最適形状の複雑さも調整できるため、設計者のイメージに沿った最適化が可能です。これにより、複雑な最適化解析に抵抗感があった設計者も、容易に利用できるようになりました。
HiramekiWorks3.0の3つの特長
HiramekiWorks3.0は、以下の3つの特長を持っています。
1.
目標の体積・質量を精度よく満足: 物体と空間の境界を認識しながら最適化を行うため、設定した体積や質量とほぼ一致した結果が得られ、SIMP法のようなしきい値調整は不要です。
2.
最適化結果形状の複雑さをコントロール可能: 得られる最適化結果形状の複雑さ(かたまり度合い)を調整できます。設計の要件に合わせて最適な形状を柔軟に設計できます。
3.
メッシュサイズ依存性が低い: メッシュサイズに影響されずに、同様の最適化結果を得られます。解析精度や計算コストの面でメリットがあります。
HiramekiWorksの概要
HiramekiWorksは、SOLIDWORKSアドイン製品として、トポロジー最適化機能と形状最適化機能の両方を備えています。設計、解析、評価、改善といった製品開発プロセスの全工程を自動化し、軽量化などの具体的な要求を満たした設計を効率的に行えます。概念設計から詳細設計までを網羅し、製品開発を強力に支援します。
株式会社くいんとについて
1985年設立の株式会社くいんとは、「夢のあるCAEを日本から」というビジョンを掲げ、独自のCAEソフトウェアの開発・販売・サポートを行っています。世界初のトポロジー構造最適化ソフトウェア「OPTISHAPE」など、オリジナリティあふれる製品を提供し、自動車、精密機械、電機、土木建築など幅広い産業分野で高い評価を得ています。
まとめ
「HiramekiWorks3.0」は、世界初の手法を用いた革新的な構造最適設計ソフトウェアです。その高い精度と柔軟性、そして使いやすさは、設計プロセスの効率化とイノベーションを促進するでしょう。体験版も用意されているので、興味のある方はぜひ一度お試しください。
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