第一生命とAnd Doホールディングスが結ぶ新たなパートナーシップの全貌
第一生命とAnd Doホールディングスが資本業務提携を締結
2023年10月、第一生命ホールディングス株式会社と株式会社And Doホールディングスが、住宅領域と金融サービスの融合を目指す資本業務提携契約を締結したことが発表されました。この提携は、両社の強みを生かして人々の快適な住環境を提供し、さらには不動産を活用した金融サービスの普及を狙っています。
提携の背景と目的
第一生命ホールディングスは、全世代を対象とした金融サービスの提供を目指しており、特に住宅サービス領域への進出を強化しています。一方、And Doホールディングスは全国700店舗を有するフランチャイズチェーン「ハウスドゥ」を展開し、不動産業において社会課題の解決に努めています。
この資本業務提携は、不動産サービスを通じて人々の生活基盤を支えるためのものであり、今後ますます成長が期待される高齢者向けの住宅サービスを強化することを目指しています。具体的には、リバースモーゲージ保証やハウス・リースバックなどのサービスを提供し、良好な住環境の実現と金融サービスの進展を図ります。
提携内容の詳細
この提携では、両社の協力を通じて以下のような取り組みが行われる予定です。
1. リバースモーゲージ保証やハウス・リースバックの協業:両社が連携し、良好な住環境を提供すると共に不動産を活用した金融商品の普及を進めます。
2. 社会的価値の創出:住宅に関する課題解決を通じて、空き家問題の抑制など社会的価値を生み出すことも狙いとしています。
3. 資本提携の内容:第一生命ホールディングスは、And Doホールディングスの約15%の議決権を保有し、常勤取締役を受け入れることで、両社の持ち分法適用関連会社となる見込みです。
企業のコメント
第一生命ホールディングスの執行役員は、「多様な幸せと希望を提供するために、住領域にも注力し、実際に住まいの問題に取り組むことで、より良いサービスを提供する」と述べています。また、And Doホールディングスの副会長は、「当社は『業界を変える』を目指し、金融業界における新しい形のサービス展開に貢献していく」と語っています。
両社のこの提携は、単なる資本提携に留まらず、今後の成長戦略を加速させる大きな一歩といえます。両社が持つ専門的な知識とリソースをシナジー効果を生み出すことで、より良いサービスを顧客に提供し、持続可能な未来の構築へとつなげていくことが期待されます。
結論
今後、第一生命ホールディングスとAnd Doホールディングスは、住宅領域と金融サービスの新たな連携を通じて、顧客満足度の向上と社会貢献の両立を図ることができるでしょう。この資本業務提携を基に、さらなる事業成長と価値創造を目指して、包括的なサービスの提供に取り組んでいく姿勢が注目されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社And Doホールディングス
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1丁目8番1号丸の内トラストタワーN館17F
- 電話番号
-
03-5220-5003