Heliosが資金調達
2025-12-05 11:10:02

Helios、インキュベイトファンドから5000万円を調達し、地球知能インフラを加速

株式会社Heliosがシードラウンドで5000万円を調達



株式会社Heliosは、2025年10月24日付でインキュベイトファンドから5000万円の資金調達を行ったことを発表しました。この資金は、Heliosが展開する「大規模地球モデル(LEM)」に基づいたプラットフォームの開発を加速させるために活用されます。Heliosは、「地球を理解し、未来を予測し、行動を選べる社会をつくる」というミッションに基づいて、社会の基盤を支えるディープテクノロジーに取り組んでいます。

資金調達の背景と目標



近年、衛星データは増加の一途を辿っていますが、その解析には専門知識や複雑なツールの操作が求められるため、実際には十分に活用されていません。このような課題を解決するために、Heliosは「地球知能インフラ」を確立することを目指しています。この新たな基盤により、ユーザーが迅速かつ効果的に地球の変化に対応できるようになることを願っています。

調達した資金は、以下の用途に重点的に使われます。
1. プロダクト開発の加速:現在進行中のアルファ版と、外部パートナーとの連携によるベータ版の開発に充てられます。
2. 技術チームの構築:研究開発や事業開発を担当するチームの強化を図ります。
3. 初期事例の創出:協業先と連携し、都市計画や防災などの主要市場での実績を築いていきます。

コメントと期待



インキュベイトファンド株式会社 代表パートナー 赤浦 徹 氏


「Heliosが開発する解析プラットフォームは、多様な地球観測データを統合し、非専門家でも扱える仕組みを実現します。このプロジェクトは社会にとって必要不可欠なものになると信じています。」

株式会社Helios 取締役CEO 佐々木 謙一


「衛星データが増える一方で、社会実装はまだ始まったばかりです。この資金調達を通じて、Heliosは全ての人が利用できる技術を創り出し、高いインサイトを提供するプラットフォームを目指します。」

株式会社Helios 代表取締役COO 八島 京平


「地球規模の問題には、地理情報と衛星データの統合が強力な解決策となります。今回の資金調達を活用し、より多くの人々が技術を扱えるよう努めていきます。」

事業概要



Heliosは、リモートセンシングデータ解析を基盤に、様々なデータを融合できるプラットフォームの開発を進めています。これにより、従来の解析方法とは一線を画した解析を可能にします。具体的には、以下のような技術的優位性があります。

  • - マルチモーダルデータ融合:衛星データ、ドローン、GISなどの多様なデータを統合することで、高精度な解析が実現されます。この技術は、リモートセンシングの国際学会でも高く評価されています。
  • - 対話型UI/UX:自然言語による対話形式で解析ができるシステムにより、専門知識がないユーザーでも直感的に使用可能です。
  • - 予測型マネジメントへの転換:データ同化型の物理シミュレーションを導入し、予測型の対策が取れるようにすることが狙いです。

将来の展望



Heliosは都市計画、防災、環境調査、防衛など、幅広い分野において課題解決を図るために、このプラットフォームを進化させていきます。すでに防災や環境に関するプロジェクトで実績を上げており、アジア圏への展開も視野に入れています。

エンジニア採用について



Heliosでは、今後の拡張に向けてエンジニアの採用を強化しています。この機会に、まだ未開拓の領域へチャレンジしたい方々の参加をお待ちしています。今後も地球規模の課題解決に向けて、共に歩んでいきましょう。詳しい情報は、Heliosの採用ページをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社Helios
住所
東京都墨田区業平1-8-3
電話番号

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