ドクターリセラとタニタの新たな提携
最近、ドクターリセラ株式会社(以下、リセラ)と株式会社タニタは、フィットネス分野での業務提携を発表しました。今回の提携により、両社は「心と体と肌を整える」というテーマのもと、女性向けの新しいフィットネスサービスを展開します。
リセラは無添加スキンケア製品を扱う企業で、全国に3,376のエステティックサロンに商品を供給しています。一方のタニタはフィットネス事業、「タニタフィッツミー」を展開し、健康を意識するすべての人々に向けた食事や運動のアプローチを行っています。
この提携によって、タニタのフィットネス事業はリセラグループのヒューマンウェルフェア株式会社に譲渡され、同社が新たに「フィッツミー」というフィットネススタジオを運営します。このスタジオでは、専用の油圧マシンを使用したサーキットトレーニングを行うだけでなく、リセラが持つ美容やスキンケアのノウハウと結びつけたオリジナルプログラムを提供します。
新フィッツミーでのウェルネス体験
この新しく展開されるフィッツミーは、年齢を問わず特に50代から90代の女性をターゲットに設定しています。特長としては、運動に加えてストレッチやカウンセリング、さらには栄養面でのケアに至るまで、心と体、そして外見を整える総合的なアプローチがあります。
具体的には、会員は定期的にタニタのプロフェッショナル機器を使って自分の体組成や運動機能を測定します。その結果を基に専属のインストラクターがカウンセリングを行い、個別に適したストレッチや運動プログラムを提案します。ここで提供されるプログラムは、筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせたサーキットトレーニングで、効率的に運動効果を高めることが可能です。
また、運動後にはドクターリセラの無添加スキンケア製品で肌のケアを行うことができ、美容面でもプラスの効果が期待できます。
さらにスタジオ内にはタニタが手掛けるカフェスペースがあり、健康的な食事メニューやコーヒーを楽しむことができます。これにより、仲間とのコミュニケーションを通じて、コミュニティの形成も行われる予定です。
フィットネス業界の背景
近年、フィットネス業界は新しい時代に突入しています。コロナ禍の影響で、健康意識が高まり、ただ体を鍛えるだけでなく、心身を整える空間へのニーズが増しています。さらに、高齢化が進む中、フレイル予防(健康維持・向上)に関する関心も高まっています。
タニタでは2005年から「フィッツミー」のサービスを展開してきましたが、店舗数の伸び悩みから新たなビジョンを必要としていました。リセラは美容の面からフレイル予防に貢献できる方法を模索し、両社のノウハウを活かして新サービス創出に至ったのです。
今後の展望
新フィッツミーの設計思想は、健康を「自分らしく健やかに生きる」ための習慣と捉え、全世代が参加できる健康へ向けたライフスタイルを創造することです。すでに既存店のリニューアルを進める計画があり、2027年には新たなフルモデル店のオープンを目指しています。また、フランチャイズ展開を含む事業拡大も視野に入れています。
リセラとタニタは、女性の健康と美容をトータルにサポートする新たなフィットネスサービスを展開し、コミュニティの醸成や癒しの時間の提供にも力を入れることを目指しています。今後、様々なイベントや栄養セミナーを開催することも計画しており、多様化するニーズに対応していきます。これからの彼女たちの挑戦に期待が高まります。