長期インターン生と企業の新しい出会いを創出するプラットフォーム「仕事塾」が求人掲載機能をリリース

短期から長期へ、進化する就職活動の形

2025年、good luck株式会社が新たにリリースしたプラットフォーム「仕事塾」が新卒採用市場に新風を吹き込むことになりました。このプラットフォームは、長期インターン経験を持つ学生と、特定の職種へ採用を進める企業をつなぐ役割を果たします。特に注目されるのは、企業が各職種に必要なスキルや経験を持った即戦力人材を求める傾向が高まる中、学生側も自身のキャリアをしっかりと築くことを望んでいるという共通のニーズです。

求人掲載機能の背景

近年、多くの企業は単なるポテンシャル採用から脱却し、すぐに戦力として活躍できる人材を求めています。富士通やKDDIなどの名だたる企業もこの傾向に乗り、ジョブ型の採用制度が広がりつつあります。学生たちもただ学歴で評価されるのではなく、自分の経験やスキルを正当に評価してもらい、具体的な業務やキャリアパスが明確な企業を求めるようになっています。これらの背景を踏まえ、good luck社は「ポジション確約採用」という新しい形の採用プロセスを提案しています。この方法では、学生のスキルや経験を重視し、どの部署に配属されるかを明確にすることで、両者のニーズに合わせたマッチングを行うことができます。

仕事塾の特長

「仕事塾」は、学生がこれまでのインターンシップやプロジェクト活動を通じて得た成果や成長を記録し、ポートフォリオとして活用できるプラットフォームです。新設された求人掲載機能では、企業が長期インターン経験を持つ学生をターゲットにスカウトすることが可能になるなど、双方のニーズに応じた新たなマッチングが実現します。具体的には、以下のような特徴があります。

学生へのスカウト機能

仕事塾のメインユーザーは、長期インターンで実務経験を積んだ学生たちです。これにより、企業は即戦力となる学生と直接接点を持つことができるため、採用の効率が上がります。

明確な採用要項

一般的な新卒採用では、企業理念や職種説明が抽象的で、学生が「その企業で働く自分」を具体的に想像することは難しいものでした。しかし、「仕事塾」での求人はすべてポジション確約であり、明確な採用要項を提供。これにより、入社後のミスマッチを減少させ、企業の若手人材の定着と成長を促進します。

学歴以外の評価基準

職歴を通じて得た経験やスキルを「レジュメ」として提出できるため、企業は学歴だけでは測れない、学生の実績や成長を詳細に把握しやすくなります。これにより、実務経験に基づいた選考を行い、満足度の高い採用を実現します。

会社代表高村のコメント

good luck株式会社の代表、高村一光もこのサービスのリリースに際してコメントを寄せています。彼は、学生が自らのキャリアをコントロールできるような新しい形のマッチングを実現していく決意を語りました。

「配属を決めてから採用するという形に挑戦します。学生のキャリアビジョンを重視し、『長期インターン経験者の登録』を活かして、理想のキャリアを実現できるサポートを行っていきたい」と彼は述べています。