企業プレゼンテーションを革新する「パワポ部長」のご紹介

企業のプレゼンテーションを支援するAIエージェント「パワポ部長」

株式会社GenerativeX（本社：東京都千代田区、代表取締役CEO：荒木れい）は、企業が求めるプレゼンテーション資料の作成を効率化するためのAIエージェント「パワポ部長」を新たにリリースしました。企業におけるプレゼンテーション資料の作成は、時間とリソースを大きく消費するプロセスであり、特に取締役会向けの報告書や営業資料はその重要性が高まっています。しかし、この作業が長時間にわたることが少なくなく、結果的に企業の戦略決定や意思決定のための時間が奪われてしまうのが現状です。

プレゼン資料作成の課題

業務の要件を満たすために、プレゼン資料には最新のデータを反映させることや、ブランドガイドラインを遵守する必要があります。これには非常に多くの手間がかかり、従来の手法では数日間を要することも珍しくありません。このような状況を受けて、効率化を求める声が高まっていました。

パワポ部長とは？

「パワポ部長」は、企業が設定したテンプレートに基づいて、AIが自動でプレゼンテーション資料を生成するサービスです。仕組みとしては、マスタースライドやブランドカラーを認識し、既存のテンプレートを元にスライドを生成することが可能です。また、PowerPointのアドインとして動作し、ユーザーが簡単にスライドを生成できるように設計されています。ユーザーは、アプリケーション間を移動せずに、手間を最小限に抑えてプレゼン資料を作成できます。

主な特徴

1. テンプレート準拠：企業の規定に沿ったテンプレートをAIが認識し、スライドを生成するため、各スライドの構造が保たれたまま整合性のある資料が作成できます。

2. アドインとしての利便性：PowerPoint内で直接動作するため、他のアプリケーションに行き来する必要がなく、シームレスな作業が可能です。

3. 後からの編集が可能：画像としてスライドを生成するのではなく、PowerPoint内蔵のオブジェクトとして生成されるため、後で人間が手を加えることが容易にできます。

想定されるユースケース

「パワポ部長」は様々な部門での利用が見込まれています。例えば、経営企画やIR部門での取締役会資料や投資家向け資料、営業部門での案件別や顧客別の提案資料、マーケティング部門での製品ローンチ資料やキャンペーン資料など、幅広く対応可能です。

今後の展望

GenerativeXは、今後2025年9月に、高度なExcel作業を自動化する予定のFinancialエージェントを発表する予定です。「パワポ部長」はこの一環として、資料作成における人手依存をAIエージェントによって大幅に削減することを目指しています。これにより、企業が本来の価値創造に集中できる環境の整備を進めていきます。

GenerativeXについて

株式会社GenerativeXは、2023年に設立された生成AIに特化したコンサルティング企業です。企業向けアプリケーションの開発・導入支援を行い、国内外の大手クライアントにサービスを提供しています。東京・丸の内を中心に、サンフランシスコやニューヨークにも展開しており、グローバルな成長を続けています。