京都の伝統とイタリアの高級シルクが融合
巻きスカートを専門に扱うブランド「renacnatta」(レナクナッタ)が、クリスマスに向けた新作商品を発表しました。この新商品群は、京都の伝統産業とイタリアから輸入した高級シルクを巧みに組み合わせた斬新なアイテムです。
定番商品の進化
renacnattaでは、定番となる巻きリバーシブルスカートが、価値の高いデッドストックの日本とイタリアのテキスタイルで作られています。日本の生地は主に京都や大阪で収集されたヴィンテージの着物反物、イタリアのシルクはミラノで買い付けられたものです。代表の大河内愛加氏が自ら現地に赴き、選び抜いた素材で作り上げられるスカートは、毎回入荷のたびに30分以内に完売する人気アイテムとなっています。
新商品ラインナップ
今回の新作には、特に注目すべき商品が揃っています。
1. イヤアクセサリー
京都の金彩職人とのコラボレーションによって生まれたイヤアクセサリーは、安土桃山時代に起源を持つ金彩技術を取り入れており、イタリア製シルクに金の装飾を施した特別なアイテムです。このイヤアクセは、普段使いに最適でありながら、独特の輝きを耳元に添えることができます。イヤリングとピアスの2タイプから選べるのも魅力です。
2. ネクタイ
新作ネクタイは、京都の伝統的な西陣織とイタリアのシルクを組み合わせたリバーシブルデザインです。西陣織の深い重厚感と、イタリアの華やかさを両方楽しむことができるため、シーンに応じたコーディネートが楽しめます。
3. ポケットチーフ
ネクタイと合わせて販売予定のポケットチーフは、イタリアのシルクを使用し、renacnattaのロゴ「r」が金彩で施されています。この控えめなゴールドが、全体のコーディネートに華やかさを加えています。
販売情報
新商品は2019年12月19日午後9時より、公式オンラインショップで販売開始予定です。公式サイトではこれらのアイテムの詳細情報が確認できますので、ぜひチェックしてみてください。
renacnatta公式オンラインショップ
ブランドの背景
renacnattaは「文化を纏う」をコンセプトに、イタリアと日本の素材を融合したアイテムを展開しているブランドです。日本の使わ「れなくなった」着物とイタリアのデッドストックシルクが新たに生まれ変わり、現代に息づいています。
今後も伝統工芸を守りながら、多くの人に文化へ触れる機会を提供することを目指しているのです。
代表者紹介
代表の大河内愛加氏は1991年に横浜市で生まれ、15歳でイタリア・ミラノに移住。
デザイン学校を卒業し、2016年にrenacnattaを設立しました。彼女は日本とイタリアの文化の橋渡しをスキルとして活かし、両国の素材を生かした製品を創造しています。
このユニークなブランドは、今後も注目の存在となることでしょう。