メイシス第25回全国大会が新潟で開催：地方創生の未来を語る

2025年7月18日、全国の独立系広告会社が集うメイシスの第25回全国大会が新潟市のホテル日航新潟にて盛大に開催されました。今年で設立25周年を迎えたメイシス、代表取締役社長の谷喜久郎氏は開会の挨拶で、広告業界の未来や地方創生に対する熱い思いを語りました。

谷氏は、メイシスが誕生してからの25年間、共同し合意することで培った強固なネットワークを誇りに思い「地方に根差した独立系ネットワーク」としての重要性を改めて訴えました。また、創業以来常に変化する社会環境に適応していく必要性を強調し、特に今後の新しい技術革新に触れた計画を示しました。

続いて行われた基調講演には、トキエア株式会社の長谷川政樹社長が登壇。「地域航空と地方創生」というテーマで、地域の課題を解決する重要性に言及し、地域における航空の役割がどのように変化しているのかを実践的視点から述べました。

その後、注目されたのが「第1回メイシスプレゼンバトル」の開催です。プレゼンバトルでは、予選と準決勝を勝ち抜いた3社がそれぞれ創意工夫にあふれたアイデアを発表し、大きな拍手とともに期待を寄せられました。特に、最優秀賞には共同ピーアール株式会社と株式会社VAZの鍬田優雅氏による「α世代・Z世代向け商品開発事業」が選ばれ、会場が一層盛り上がりました。

また、優れた取り組みに対して「メイシス賞」が発表され、新東通信の二つのプロジェクトが受賞。特別賞を受賞した『周年記念フマキラー神田ハニープロジェクト』や『警察の声が届きにくい層へ‘’2つのD‘’で防犯意識向上』は、地域社会における意義深い効果を連想させる内容でした。

閉会挨拶を行ったのは、今大会の幹事社である株式会社パブリシティコアの本井文雄氏。彼は懇親会に向けて、全国の加盟社同士による意見交換の場を設け、その重要性を話しました。新潟からの意義深い問答を通じて、次の時代を見据えたさらなる連携の強化が望まれると感じる一日でした。

また、来年の第26回全国大会は宮城県で開催され、株式会社ICHICOが幹事を務める予定です。このように、澄んだ未来を見据えたメイシスの活動は、日本の広告業界に新たな風を吹き込むことでしょう。今後も団結し、地域創生の重要な力となるべく、さらなる発展を期待し続けます。