エネチェンジ株式会社と株式会社星野リゾートが提携し、2024年より星野リゾートの21の施設において、6kWのEV普通充電器が計66口設置されることとなりました。これにより、EV(電気自動車)ユーザーにとって利便性の高い充電インフラが整うこととなります。
エネチェンジは、脱炭素社会の実現を目指し、EV充電サービスを提供しており、最近では全国に広がる宿泊施設での充電器設置を進めています。星野リゾートは、「旅を楽しくする」というテーマのもと、さまざまなブランドを展開し、宿泊施設を運営しています。
設置される6kWの普通充電器は、EVユーザーにとって非常に重要な設備です。特に宿泊施設で充電が可能であれば、滞在中にしっかり充電を行えるため、旅行計画が立てやすくなります。エネチェンジの調査によれば、76%以上のホテル・宿泊施設利用者が6kW普通充電器を希望していると回答しています。
星野リゾートは、現時点で全国に25の施設にEV充電器を設置しており、事前予約システムや独自の課金方法を導入して、スムーズな運用を行っています。今後、さらに多くの施設に充電器を設置していく計画があり、エネチェンジがその導入サポートを行っています。これにより、宿泊施設におけるEV充電インフラの拡充が進むことが期待されています。
設置される具体的な施設名には、ホテルWBFグランデ旭川、界ポロト、界秋保などがあり、それぞれに異なる口数の充電器が設置されます。それぞれの施設では、EVユーザーが充電のために快適に滞在できる環境が整えられています。また、今後新たに設置予定の施設もあり、更なる充電インフラの拡充が計画されています。これにより、EVドライバーは全国の星野リゾートでの宿泊時に、安心して充電ができる環境が提供されることになります。
政府は、2035年までに乗用車における電動車の比率を100%にするという目標を掲げ、2030年までに30万箇所の充電器設置を目指しています。この動きに呼応する形で、星野リゾートとエネチェンジの取り組みは、EVが普及する未来を見据えて非常に重要な役割を果たします。両社は連携しながら、サステナブルな旅行の推進を通じて、脱炭素社会の実現に貢献していく意向です。
エネチェンジは、充電サービスを提供することで、全国の商業施設、宿泊施設でのEV充電インフラを整えており、SDGsの達成にも寄与しています。ユーザーに優しいアプリを用意することで、充電設備の運用を効率的に行い、多くの人々がEVを選ぶ環境を整えていくことが目的です。エネチェンジのEV充電サービスは、その利便性とトータルサポートにおいて多くの事業者に選ばれています。
今後もエネチェンジと星野リゾートのコラボレーションに注目し、EV充電インフラの拡充に期待したいところです。次世代の旅行スタイルを提案する取り組みが進む中で、サステナブルな選択肢が、旅行者にとってより身近なものとなっていくことが期待されます。