2025年3月29日から4月7日まで、福岡市中央区のYUGEN Gallery FUKUOKAにて、アーティスト鮎川陽子の個展「むこうがわの世界」が開催されます。本展は鮎川にとって地元福岡での初の本格的個展。彼女は画家、モデル、DJと多才な才能を持ち、父親はロックバンド「シーナ&ロケッツ」の鮎川誠氏。早くからファッションモデルとして成功を収め、現在は現代アートの領域でもその彩り豊かな才能を発揮しています。
鮎川のアートは、シンプルなステイトメントが特徴で、見た人を引き込む色彩感覚とダイナミックな筆致が印象的です。彼女の作品は鮮やかな色使いで構成されており、観る者をポジティブな気持ちに導きます。その力強さとエネルギーは、まさに生命そのものを感じさせるものです。特に、今回の個展では、彼女が2024年に参加する株式会社コムプライムの50周年記念アートプロジェクトでつくられた新しい作品も展示されるため、アートファンには見逃せないイベントとなるでしょう。
このプロジェクトでは、彼女が約6メートルの黒いヘンプ生地にカラフルなアブストラクトアートを表現した作品も披露されます。彼女自身がその作品を纏ったフォトセッションも行われ、アートとファッションが融合した新しい試みが話題になります。
ギャラリーの開館時間は11時から19時までで、特に初日の3月29日と30日にはアーティスト自身が在廊する予定です。入場料は無料で、アート初心者から専門家まで、誰でも全ての作品を楽しむことができます。定休日は火曜日となっており、最新情報は特設公式サイトにてお知らせされるようです。
YUGEN Gallery FUKUOKAは、日本の現代アートを広めることを目的に設立されたギャラリーで、東京・南青山にも拠点を持っています。特に「YUGEN」という名は、日本特有の美的概念「幽玄」から来ており、作品の持つ奥深さや気品を多くの人々に伝えることを大切にしています。
この度の個展は、鮎川陽子の持つ独自の視点や感性に触れる貴重なチャンス。彩り豊かな彼女のアートの世界へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。詳細情報はギャラリーの公式サイトでご確認ください。