アラスカ航空とハワイアン航空、成田-シアトル直行便運航開始
アラスカ航空グループは、2025年5月13日より成田国際空港(NRT)とシアトル・タコマ国際空港(SEA)を結ぶ直行便の運航を開始します。この便は、シアトル発が現地時間で5月12日になるため、客にとって国内外を結ぶ新たな選択肢が広がることになります。特に、この路線は2024年9月に完了したアラスカ航空との統合後、ハワイアン航空にとって初めての新規就航路線となります。これにより、シアトルを経由して、アラスカ航空のネットワークを介してアメリカ国内の100以上の都市への接続が容易になります。
運航スケジュール
新たな便は毎日運航され、以下のスケジュールで設定されています。
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運航日: 毎日
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成田発: 18:25
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シアトル着: 11:40(現地時間)
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飛行時間: 約9時間15分
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運航日: 毎日
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シアトル発: 13:45
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成田着: 16:00(翌日)
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飛行時間: 約10時間15分
運航スケジュールは変更になる場合がありますので、ご了承ください。
記念式典と歓迎イベント
成田の第2ターミナルでは、初便の運航開始を祝う記念式典が行われました。式典には、ハワイアン航空のCEOジョー・スプレイグ氏をはじめ、米国大使館や関係機関の代表者が出席し、シアトルへの新路線がもたらすさらなる成長への期待が寄せられました。スプレイグ氏は「アラスカ航空とハワイアン航空の双方の力を結集させ、航空業界の未来を共に切り拓いていくことに期待しています。お客様に素晴らしい旅行体験を提供し、安全性を最優先に考えています」とコメントしました。
式典では、ハワイの伝統的な祝祷やテープカットが行われ、新路線の開始を祝いました。搭乗ゲート周辺はアラスカ航空とハワイアン航空のブランドを象徴する装飾で彩られ、訪れたお客様に特別な体験を提供しました。初便に搭乗の方々には、両社のロゴ入りの扇子やランチトートバッグが贈られました。
快適なフライト環境
今回の直行便の就航により、成田からシアトルを経由してのニューヨークやラスベガスなど、アメリカ国内の多様な都市へのスムーズな乗り継ぎが可能になります。さらに、ハワイアン航空では、高速で無料のStarlink Wi-Fiが提供され、ビジネス利用やエンターテイメントに最適な環境が整っています。
他の路線の増便
ハワイアン航空は、羽田-ホノルル線の増便を行い、週12便から週14便に増やしています。これにより、羽田、福岡、大阪からホノルルへのアクセスも一層便利になりました。
アラスカ航空グループの概要
アラスカ航空、ホライゾン航空、ハワイアン航空はアラスカ航空グループの子会社であり、北米、ラテンアメリカ、太平洋全域の140以上の都市にサービスを提供しています。アラスカ航空はワンワールドアライアンスに加盟しており、ハワイアン航空も2026年に加盟予定です。これにより顧客は世界中の1,000を超える都市へのフライトでマイルをためたり、利用したりすることができます。お申し込みは、アラスカ航空またはハワイアン航空の公式ウェブサイトを通じて可能です。そして、アラスカ航空グループはニューヨーク証券取引所(NYSE)で「ALK」として取引されています。
都心からアクセスしやすい成田空港から、アラスカ航空グループの新しい直行便でアメリカの多様な魅力を体験してみるのはいかがでしょうか。