航空の物語を振り返る『エアライン激動の半世紀』
航空業界は過去50年にわたり、目まぐるしい変化を遂げてきました。2025年12月19日、イカロス出版株式会社から新たな書籍『エアライン激動の半世紀』が発売されます。著者で旅行ライターの谷川一巳氏が、1970年代から現在に至るまでのエアラインの歴史を豊富な資料写真と共に紹介します。
エアラインの大衆化の始まり
1970年代、ボーイング747が登場し、航空業界は新たな時代を迎えました。このジャンボジェットの登場は、まさに航空戦国時代の幕開けを意味しました。マイレージプログラムの普及や運賃の多様化によって、航空旅行は多くの人々に手が届くものとなります。しかし、この過当競争は多くの航空会社の経営を厳しくし、次々と消えていく運命を辿ることになります。
新たな航空会社の台頭と再生
その一方で、LCC(格安航空会社)と呼ばれる新しいスタイルの航空会社が各国に誕生し、既存のエアラインに競争を挑みます。また、最近のコロナ禍を経て、航空業界は再び新たな局面を迎えています。著者の谷川氏は、こうした激動の時代を生き抜いたエアラインの栄光と挫折を、写真とともに振り返ります。
読者へのメッセージ
『エアライン激動の半世紀』は、航空やエアラインに興味がある方、旅行が好きな方、そして航空の歴史に興味を持つ方々に向けての一冊です。本書では、過去の名機や、特に影響を及ぼしたエアラインの姿を振り返ることができ、懐かしさと新鮮さを同時に体感できる内容となっています。
本書の構成
本書は、以下のような時代ごとに構成されています:
- - 1970~1990年代:空の大衆化と国際化の時代
- - 1990~2010年代:規制緩和と競争激化の時代
- - 2010年代~現在:機器と再生、そして新時代へ
それぞれの時代における航空業界の特徴や、印象的なエアラインの歴史を知ることができます。
著者プロフィール
谷川一巳氏は、1958年に神奈川県横浜市に生まれ、日本大学を卒業後、旅行会社勤務を経てフリーライターへと転身しました。航空旅行とバックパッカーとしての旅を重ね、航空に関する多くの著書を執筆しています。彼の経験が凝縮された本書は、読者にとって貴重な資料となることでしょう。
書誌情報
- - 書名:エアライン激動の半世紀
- - 著者:谷川一巳
- - 発売日:2025年12月19日
- - 定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
- - ISBN:978-4-8022-1681-4
本書は、航空ファンのみならず、旅行好きにも楽しめる内容になっています。伝説的なエアラインや航空機の数々を写真で楽しみながら、過去50年の航空の旅を振り返ってみてはいかがでしょうか。