香害の深刻化、対策は?
2024-07-02 09:32:06

香害は深刻化!72%が香料による不快な経験、43%が体調不良を経験 - シャボン玉石けんが「無香料・無添加石けん月間」を制定

香害は深刻化!72%が香料による不快な経験、43%が体調不良を経験



無添加石けんのパイオニアであるシャボン玉石けん株式会社は、近年増加傾向にある「香害」への対策として、毎年6月・7月を「無香料・無添加石けん月間」と定めています。

2024年も、20~60代の男女636人を対象に「香害・化学物質過敏症に関するアンケート調査」を実施した結果、人工的な香料によって不快な経験をしたことがある人が72%、体調不良にまでなった経験がある人が43%という結果になりました。

近年では、柔軟剤や洗濯洗剤なども香料による不快感や体調不良の原因として注目されています。

調査結果によると、香害の認知度は2020年の56%から2024年は79%と20%以上も増加している一方、85%もの人が日常的に香料入り製品を使用しており、化粧品や洗浄剤を購入する際に「意識して無香料のものを選んでいる」人はわずか17%、「香料の有無を意識して選んでいる」人は33%にとどまりました。

香害は身近な場所で発生している



アンケートでは、香料によって不快に感じる場面として「電車・バスなど公共交通機関」が挙げられており、不快に感じる香料としては「香水」「化粧品」「柔軟剤」が上位にランクインしました。

無添加石けんを使用したコインランドリーへの期待



香害対策として、無添加石けんを使用したコインランドリーへの注目も高まっています。調査では、38%の人が「最近増えてきた無添加石けんを使用したコインランドリーを利用したい」と回答しました。

社会全体での理解と配慮が重要



自分にとって心地よい香りでも、他の人にとっては不快感や健康被害を誘発する可能性があります。シャボン玉石けん株式会社は、今後も「香害・化学物質過敏症」についての啓発活動を継続することで、社会全体での理解と配慮を深めていきたいと考えています。

香害への対策は?



香害対策には、以下の様な方法が考えられます。

無香料・無添加の製品を選ぶ
香料の使用を控える
香りの強い場所を避ける
周囲の人に配慮する

香害は、個人の努力だけでは解決できない問題です。社会全体で、香料に対する意識や配慮を高めていくことが重要です。


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