鳥取砂丘が宇宙の未来を体験!「月面ワンダー」開催
東京・日本橋で、未来の月面体験イベント「月面ワンダー ~日本橋に月をつくってみた~」が2024年7月20日から9月1日まで開催されます。このイベントでは、鳥取砂丘内に設けられた月面実証フィールド『ルナテラス』が特別に紹介される予定です。これは、鳥取県が地域産業支援の一環として進めている宇宙産業創出の取り組みとして位置付けられています。
「月面ワンダー」の詳細
イベントは、日本テレビ放送網の主催により開催され、期間中は毎日午前10時から午後7時まで開放され、休館日はありません。会場は、東京都中央区の室町三井ホール&カンファレンスに設営されます。
イベントの一環として、鳥取県はブースを設置し、様々なアトラクションと共にルナテラスの魅力をPRします。具体的な内容としては、以下の展示が予定されています。
- - ルナテラスのジオラマ展示:来場者に月面のリアルなイメージを持っていただくために、ルナテラスの全体像を縮小再現したジオラマが展示されます。これにより、月面探査の可能性を視覚的に感じることができるでしょう。
- - 月面探査車の操作体験:参加者は実際に月面探査車を操作できる体験コーナーが設けられ、ここで使用する砂は、鳥取砂丘から提供されたものです。参加者は、月面での探査活動の一端を味わえます。
この取り組みは、慶応義塾大学の展示コーナー「月面サンドラボ」との協力によって実施されます。
イベントの魅力
「月面ワンダー」では、親子や友人同士が新しい宇宙体験を共にすることができる様々なアクティビティが用意されています。例えば、テレビ番組「ヒルナンデス!」とのコラボレーションにより、月面都市を舞台にした生放送が行われます。また、未来の月面を体感できる大迫力のアトラクションや、実物大の月着陸船を見学し、宇宙アートに触れる『宇宙ミュージアム』も登場します。
さらに、月面ワンダー限定のオリジナル宇宙グッズを手に入れられるチャンスもあります。
鳥取砂丘月面実証フィールド『ルナテラス』とは?
ルナテラスは、実際の月面環境を模した体験施設で、約0.5ヘクタールの広さを持ち、現地の鳥取砂丘の砂を使っています。具体的には、月面の環境を想定した実証実験に利用されるゾーンを複数設けており、企業や研究機関の実験活動の支援を目的としています。現在までに、様々な団体による利用が行われており、一般向けの公開イベントも計画されています。
イベントの参加方法
この素晴らしい体験を通じて、地域の宇宙産業の可能性や日本の未来の宇宙探査への関心を高める機会となるでしょう。取材や詳細情報は、日本テレビの宇宙ビジネス事務局の仁科様(Email:
[email protected])へお問い合わせください。今後の宇宙産業の発展が期待される中、鳥取砂丘がどのような役割を果たすのか、ぜひ注目してみてください。