#電子カルテ #アップデート #VETELL

電子カルテ「vetell」がV4.2に進化！

電子カルテ「vetell」が新たにV4.2へとアップデートされ、多くの機能が追加されました。この最新バージョンは、特に経営管理データの強化に注力しており、農場運営における利便性向上が期待されています。

「動態統計」に新しい視点を追加

V4.1で導入された「動態統計」に、月齢分布の表示機能が追加されました。これにより、現在飼育している家畜の年齢層を把握することが容易になり、経営判断にも役立つデータが得られます。さらに、CSV形式でのデータ出力や印刷機能も備わっており、グラフ表示機能によって視覚的にも情報を確認できるようになりました。

「出荷統計」と母牛別集計

V4.0で実装された「出荷統計」に新たに母牛別集計の機能が追加され、出荷成績の評価がより深まります。これは、単なる出荷数だけでなく、母牛の成績をも加味したものです。牧場内での母牛の性能比較が可能となり、経営管理データを効果的に活用できるようになります。さらに、母牛の詳細情報をクリックすることで、その母牛から生まれた本牛の一覧も確認可能です。

精液・受精卵管理の向上

新機能として、精液や受精卵に対するタグ付けが可能になりました。これにより、在庫管理が飛躍的に向上し、管理画面で保管場所をタグ付けすることで、よりモダンな在庫管理が実現します。交配記録の際も、未使用の在庫から簡単に選択できるため、繁殖計画の検討がスムーズになります。

タグ付け機能の拡充

牛に対するタグ付け機能も進化し、今までは個々に行っていたタグ付けが「牛一覧」から複数頭に一括で行えるようになりました。これにより、情報管理の効率が大幅に向上し、必要な牛を簡単に絞り込むことができます。

処置・投薬の柔軟性向上

新たには、未登録の処置についても診療記録の際に即時追加が可能になりました。これにより、牧場の実情に合わせた記録が行いやすくなり、管理の手間を軽減します。また、頻繁に使用する「処置」や「投薬」の組み合わせをあらかじめ登録し、入力作業を効率化するプリセット機能も追加されています。

プログラム機能の拡張

さらに、特定の入力条件に基づいて自動的に予定を生成するプログラム機能が強化されました。これにより、牛の品種や用途に応じた予定を自動で作成することができ、業務の効率化とミスの防止を実現します。

経費管理の自動化

「えさの入力」機能では、えさやりが記録されていない日でも、前日の記録を元にえさ経費が自動で計上される仕組みが導入されました。これにより、繁忙期の業務をスムーズに進めることができます。

様々な新機能

さらに、いくつかの便利な機能が追加されています。ETの交配記録時に発情日の初期値を自動反映する機能や、予定詳細に作成者名が表示される機能など、ユーザーの利便性を考えた改善が行われています。また、牛一覧からの動線も改良され、迅速な移動が可能になりました。

結論

このように、vetellのV4.2へのアップデートによって、牧場経営はますます効率的かつスマートに進化しています。これらの新機能を利用して、日常業務の煩雑さを軽減し、より良い経営を実現しましょう。

関連リンク

サードペディア百科事典: 電子カルテ アップデート VETELL

Wiki3: 電子カルテ アップデート VETELL