アドソル日進の介護支援サービス『介護コンシェルジュ』が開始
概要
アドソル日進株式会社は、従業員の「仕事と介護の両立」を支援するため、新たに介護支援サービス『介護コンシェルジュ』を導入した。このサービスの提供を行うのは、株式会社インターネットインフィニティーであり、サイト「ケアマネジメント・オンライン」及び「レコードブック」などを通じて健康寿命の延伸に寄与している。従業員が抱える介護の不安や悩みを軽減することを目指している。
導入の背景
高齢化社会が進む昨今、介護を理由に仕事を辞める人が増加傾向にある。国の調査によると、年間で約10万人が介護を理由に離職しており、特に重要な役割を担う世代においてその数は高い。アドソル日進は、この社会問題を解決するために介護支援を強化することを経営課題と位置づけ、従業員に寄り添った支援が求められていることを理解した。
『わかるかいごBiz』とは
今回導入された『介護コンシェルジュ』は、福利厚生サービス『わかるかいごBiz』の一環である。具体的なサービス内容は以下の通りだ。
- - 実態把握調査:自社における仕事と介護の実状を把握し、必要な支援策を考えるための調査
- - 介護コンシェルジュ:電話やメールでの介護に関する相談、ケアマネージャーや介護施設の紹介を行う
- - 介護セミナー:仕事と介護の両立に向けた支援策や基礎知識を提供
- - 介護情報ウェブサイト:全国の介護事業所を検索できるサイトや実技動画を掲載
これらのサービスを通じて、従業員が抱える課題を包括的に解決することを目指している。
介護と仕事の両立が求められる時代
少子高齢化が進展する中で、家族の介護が仕事に影響を及ぼすケースが増加。アドソル日進は、専門の相談員による介護相談窓口を設け、個々の相談者に応じた迅速かつ具体的な解決策を提供し、従業員が安心して働ける環境を整えることに努める。
最後に
介護は多くの人にとって他人事ではなくなってきている。企業として、また個人としてもこの現実に向き合う必要がある。アドソル日進は、『介護コンシェルジュ』サービスを通じて、従業員のライフスタイルをより豊かにする試みを始めた。今後も、介護と仕事の両立支援施策を強化し、更なるサポートを求めていく意向だ。