AI音声対話の進化
2022-04-04 11:00:13
マスターピース・グループとオルツ、コムデザインが共同開発した新AI音声対話サービス
近年、業務効率化のためにAIとデジタル技術の導入が進んでいますが、その中で注目を集めるのが、マスターピース・グループ株式会社、株式会社オルツ、株式会社コムデザインの3社が共同で開発した新しいAI音声対話サービス「AI BPO Double BRAIN」です。このサービスは、特にコールセンター業務における利便性を大幅に向上させることを目指しています。
「AI BPO Double BRAIN」は、マスターピースが培ってきたコールセンター業務の専門知識を背景に、オルツの自然言語処理技術と、コムデザインのクラウドCTI(Computer Telephony Integration)を組み合わせて開発されました。これにより、音声を使用した自動応答機能が実現され、企業はお客様との対話を迅速かつ効率的に処理できるようになりました。実際、これまでは人間のオペレーターが行っていた会話の一部を自動化できる点が大きな特長です。
具体的には、このサービスには「Voice Bot」機能が搭載されており、顧客からのお問い合わせに対して自動で応答することが可能です。さらに、オルツが開発した自然言語エンジン「NeoRMR」を用いることで、より複雑なお客様の問い合わせにも対応できます。もしボットが対応しきれない場合には、即座に人間のオペレーターに問い合わせが引き継がれます。このプロセスは自動的に学習されており、オペレーターが受けたお客様との会話内容を分析し、最適な回答候補を提示します。これにより、オペレーターは迅速かつ的確な回答を行うことが可能となります。
また、このAI BPO Double BRAINサービスはコムデザインの「CT-e1/SaaS」との連携を予定しており、これは国内で高い評価を受けているクラウドCTIシステムです。この連携によって、企業は安全で機能豊かなコールセンタープラットフォームを活用しながら、AIによる音声対話サービスを取り入れることができるのです。
マスターピース・グループは、1992年に設立されて以来、アウトソーシングサービスの提供に注力してきました。特に、グローバルな対応力を持つBPOサービスや、次世代のAIを駆使したサービスが特徴であり、今後もこの分野でのイノベーションを継続していく考えです。一方、コムデザインは2000年に創業し、特に多様なニーズに応えるクラウド型CTIサービスを展開しており、業種を問わずに多くのコールセンターから支持されています。
オルツは、デジタルクローン技術に基づくパーソナル人工知能「P.A.I.」の研究を進めており、独自のAI技術は業界内でも高く評価されています。これら3社の連携による新しいサービスは、今後のコールセンター業務や顧客サービスに革命をもたらし、より多くの企業がその恩恵を受けることが期待されています。
AI技術の進化により、企業は顧客対応の質を向上させ、業務の効率化を図ることができる時代が到来しています。マスターピース・グループ、オルツ、コムデザインの3社による「AI BPO Double BRAIN」は、それを実現する革新的なサービスとして注目されています。今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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マスターピース・グループ株式会社
- 住所
- 東京都港区西麻布1-8-12MPG西麻布ビル
- 電話番号
-
03-6635-0067