大分のセレクトショップMONTHが贈る記憶に残る香りの新コレクション

大分県のセレクトショップMONTHが新たに発表したフレグランスコレクション

大分県大分市に位置するセレクトショップ「MONTH」は、空間の香りを追求するブランド「SOU FRAGRANCE」と手を組んで、心に残る香りをテーマにした3種のフレグランスコレクションを発表しました。

香りの独自性と魅力

SOU FRAGRANCEの調香師である折井茜氏が手がけたこのフレグランスコレクションは、自然由来の精油のみを使用し、言葉のように感情に寄り添い、記憶の奥深くまで届く香りを目指しています。このコレクションには、洗練された大人の香り「sophisticated」、透明感あふれる朝の香り「translucented」、静けさの中にある力強さを表現した「silence」の3種類が揃っています。

1. sophisticated（洗練と温もりのバランス）

この香りは、静かな自信と知性を引き出すブレンドです。クローブのスパイシーさから始まり、サンダルウッドとシダーウッドが落ち着いた香りを包み込み、パチュリの深い余韻が心を満たします。時間が経つにつれて洗練された印象が強まる特別な香りです。

2. translucented（透き通る感情をかたちに）

透明な朝の空気感をイメージしたこのフレグランスは、ペパーミントやレモンユーカリの爽快感が特徴です。初めは清涼感が広がり、その後にオレンジの甘さやラベンダーが加わり、心身を整えながら自分を見つめ直す時間を与えます。

3. silence（静けさの中にある力強さ）

この香りは、深呼吸を促すような穏やかさが特徴です。ひばの木の澄んだ香りが広がり、パロサントとフランキンセンスのスモーキーさが心を落ち着かせます。ナツメグの温もりが静かに余韻を残し、内省を促すような特別な時間を提供します。

SOU FRAGRANCEの哲学

SOU FRAGRANCEでは、香りは単なる装飾ではなく、記憶や感情の媒介であると考えています。植物本来の香りにこだわり、詩的な香りを追求することで、触れた人々の物語を呼び起こす体験を提供しています。折井茜氏は、「香りは目に見えないけれど、確かに存在する記憶の引き出し」と語り、香りによって日常を彩るという願いを抱いています。

共同制作の想い

大分市のMONTHは、オープン当初から「やさしい時間が流れる場所」を目指し、拠点として歩んできました。オーナーの姫野愛氏は、「この空間の雰囲気を香りで表現したい」という思いからSOU FRAGRANCEとのコラボレーションが始まったといいます。このプロジェクトは、香りを通じてさらに深い体験を提供することを目的としており、手作業による丁寧な仕上げが加わった製品には、確かな思いとクラフト精神が詰まっています。

まとめ

MONTHの新フレグランスコレクションは、香りを通じて心に残る記憶を作り出すことを目指しています。各香りは、心地よい余韻を残し、日常に寄り添う存在として多くの人々に愛されることでしょう。大分市を訪れた際には、ぜひMONTHに立ち寄り、この独自の香りを体験してみてはいかがでしょうか。店内は、香りだけでなく、多彩なアイテムが揃った心温まる空間です。