アイディオット、WG参加
2025-09-24 11:09:32

アイディオットがフィジカルインターネット成熟レベル検討WGのレビュー委員に選定

アイディオット、フィジカルインターネットWGのレビュー委員に選定



株式会社アイディオットは、東京都渋谷区に本社を置く企業で、最近設立された「フィジカルインターネット実現コンソーシアム」の一部である「PI成熟レベル検討ワーキンググループ(WG)」のレビュー委員に、代表取締役の井上智喜が選ばれたことを発表しました。この動きは、物流業界のデジタル化と効率化を目的としたもので、特にサプライチェーンの改善に焦点を当てています。

物流業界の背景


現在、物流業界では人手不足が深刻な問題となっており、さらにCO₂排出削減の要求も高まっています。このような状況を要因として、サプライチェーン全体の効率を鑑みた改善が求められています。フィジカルインターネットセンター(JPIC)は、業界全体の生産性を向上させるために、フィジカルインターネット(PI)の実現を推進する取り組みを行っています。そのため、根本的な情報の共有と進行管理を行うコンソーシアムが設立されたのです。

PI成熟レベル検討WGについて


このWGはPIに関する様々な解釈や実証があり、どの取り組みがどの程度PIに近いかを評価する基準がないことから設置されました。WGは、業界全体で進行状況を共通に理解できる「ものさし」を作ることを目的としています。このWGは、産業界、学界、官庁が協力し、経済産業省および国土交通省がオブザーバーとして参加しています。

WGの目的と構成メンバー


このグループの目標は、フィジカルインターネットの普及に向けた政策提言とモデルの成熟度を評価することです。参加者としては、JPIC、野村総合研究所、学識経験者や企業の経営層が名を連ね、事務局もJPICが担当しています。

アイディオットの役割


井上はレビュー委員として、特にAIやデジタル変革(DX)を活用した評価や知見の提示役割を担うことになります。これにより、物流のデジタル化を加速し、持続可能なサプライチェーンの実現に向けた強力な支援を行うことが期待されています。

いくつかの活動として、データのリアルタイム可視化や需給予測、配送ルートの最適化があり、異業種間での情報共有を加速する仕組みの有効性を検証します。

井上代表のコメント


井上は、「フィジカルインターネットの実現は、標準化、デジタル化、業界の横断的な連携が不可欠です。特にAIやDXの視点から、データ標準化や需給予測、物流の最適化について、実用的な提案ができるよう努力してまいります」とコメントしています。

今後の取り組み


アイディオットは、今後も物流効率化やデジタル化に資する責任を持ち、業界の改善と持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。物流における在庫管理や配送の可視化・最適化を通じて、真に必要な社会的課題に取り組む姿勢を持ち続けます。

会社概要


株式会社アイディオットは、2014年11月に設立され、「データプラットフォームを運用しビジネスの価値を最大化する」ことをミッションに掲げています。データとAIを駆使し、あらゆるサプライチェーンデータやネットワークを効果的に管理し、ビジネスのDXを核から支援します。

本社は東京都渋谷区神南に位置し、約72名のメンバーがいます。これまでの経験を基に、様々な企業のDXを支援するワークショップ型新規事業支援も展開しており、日本経済の再生に向けた取り組みを進めています。


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会社情報

会社名
株式会社アイディオット
住所
東京都渋谷区神南1-12-16アジアビル6F
電話番号

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