サステナブル外食体験
2025-06-05 11:26:39

サッポロライオンが実現するサステナブルな外食体験の新潮流とは

サッポロライオンが描く持続可能な外食の未来



サッポロライオン、正式には株式会社サッポロライオンは、東京都中央区に本社を構える企業で、銀座ライオンやYEBISU BAR(ヱビスバー)などのビアホールやレストランを運営しています。今回、同社はサステナビリティへ向けた新たな取り組みを発表しました。この取り組みは、環境と人権に配慮した外食の提供を目指すものです。

国連グローバル・コンパクトへの参加



サッポログループは2013年に、企業の責任ある行動を促すために国連が提唱する「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に参加しました。この活動では、人権、労働、環境、腐敗防止の4つの分野において、10の原則を掲げています。サステナビリティの取り組みを強化し、ステークホルダーから信頼を得ることで、持続可能な社会の実現に貢献しています。原材料の調達も、サプライヤーと連携しながら「サッポログループ調達基本方針」に従って進められています。

環境配慮型コーヒーの導入



サッポロライオンの特徴的な取り組みの一つは、環境に配慮したコーヒーの使用です。国際的な認証を取得している環境保護に貢献する「国際フェアトレード認証」と「レインフォレスト・アライアンス認証」のコーヒーを積極的に取り入れています。これにより、持続可能な生産と公正な貿易を実現し、コーヒーの生産者たちの生活環境も改善しています。

国際フェアトレードとは



国際フェアトレードは、持続可能な生産を促進し、児童労働の禁止や生産者への公正な報酬を確保するための基準を設け、実践を推進しています。

レインフォレスト・アライアンス



一方、レインフォレスト・アライアンスは、動植物の保護や気候変動対策、労働者の人権尊重を目的に設立された、包括的な認証制度です。共に、消費者が選ぶことで生産者と環境を支える仕組みが整っています。

野菜残渣を活用したスープ



次に、サッポロライオンが展開するもう一つの取り組みが、スープの材料に野菜残渣を利用した「ベジブロード」を使用することです。銀座ライオンでは、年間に発生する10,000トン以上の野菜残渣を有効活用しています。普段捨てられることが多い野菜の皮や葉、芯、根を使って、この持続可能なスープが作られています。

ベジブロードとは



ベジブロードは、デリカフーズ株式会社と焼津水産化学工業株式会社が共同開発した、プラントベースの野菜だしです。「ベジタブル」と「ブロード」を組み合わせた名称で、健康にも配慮された商品です。これにより、廃棄物を減らし、環境への負担を軽減するとともに、お客様に新たな味わいを提供しています。

JOY OF LIVINGを届けることへの誓い



サッポロライオンは、これらの取り組みを通じて、持続可能な社会の構築に貢献し、お客様に「JOY OF LIVING(生きている喜び)」を届けることを使命としています。ビールを楽しむ時も、地球に配慮した食事を選択することができるのです。サステナブルな外食体験が広がる中、今後の展開にもぜひ注目していきたいですね。


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会社情報

会社名
サッポロホールディングス株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番1号
電話番号

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