新刊情報:『レスから始まる“ワンオペ症候群”~毒親育ちのわたしが離婚の危機を乗り越えた話~
2024年10月31日、株式会社KADOKAWAから待望の電子書籍が登場します。この作品は、多くの共感を呼ぶコミックエッセイで、特に育児や家事に奮闘しながらも激務に追われる夫との関係を再生させていく様子を描いています。著者は、自らの過去の経験を元に、家族という小さな社会における人間関係の複雑さを浮き彫りにしています。
ワンオペ育児の厳しさ
この作品では、家事も育児も一手に引き受ける「ワンオペ」の難しさがリアルに描かれています。著者は2人の子どもを持つ主婦で、日々の生活で感じる「どうして私だけがこんなに頑張らなければならないのか」という思いに共感を呼び起こします。彼女が夫にセックスをはぐらかされたことをきっかけに、夫婦間に生じたすれ違いがどのように起こったのかを詳細に描写します。
過去のトラウマと向き合う
また、著者は母親からの虐待やそれに続く恋愛におけるドメスティックバイオレンス(DV)の経験も語ります。彼女自身を「ダメ男製造機」と称しながらも、どのように過去のトラウマを乗り越え、夫とのコミュニケーションを深めていったのかが見所です。話し合うことができなかった時期を経て、夫婦の関係を見直していくプロセスは、他者の関係においても多くの示唆を与えるでしょう。
上の子に感じる複雑な感情
著者は次に、「上の子かわいくない症候群」という微妙な感情についても赤裸々に語ります。下の子が生まれてから上の子に対する感情が変化してしまったことは、なかなか口にすることができないもの。彼女はその心の葛藤を描き、子育てをする全ての人々に共感を与えます。
読者へのメッセージ
著者はこの作品を通じて、「自分を追い込んで周りが見えなくなる負のスパイラル」を読者に伝えたいとのこと。どんな家庭でも起こりうる状況を描写することで、読者に『無理をしているのではないか』『少し休んでもいいのでは』という気づきを与えたいと考えています。
作品の詳細
この作品は147ページにわたる内容で、税込990円というお手頃価格です。発売日は2024年の10月31日。電子書籍プラットフォームでの配信が予定されているので、ぜひチェックしてみてください。作品詳細は
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