スシローが手がける食育体験とその魅力
2024年春から秋にかけて、株式会社FOOD & LIFE COMPANIESが提供する「スシロー米 田植え・稲刈り体験ツアー」が開催されます。このイベントは、子どもたちとその家族がスシロー専用米を育てる農場で、田植えや稲刈りを通じて生産者への感謝や「食」の重要性を学ぶ貴重な機会です。
田植え体験ツアーの様子
このプログラムは、2015年から続いており、毎年多くの参加者が集まっています。2024年4月27日には滋賀県、5月18日には千葉県で田植え体験が行われ、総勢176名が参加しました。初めて田んぼに足を踏み入れる没頭した子どもたちの姿が印象的でした。田植えの最初は緊張した面持ちの子どもたちも、苗を丁寧に植え進めるうちに、楽しさに変わっていく様子が見受けられました。
昼食後には、お米に関するクイズ大会も実施され、多くの笑顔と歓声で盛り上がりました。参加者の声にあるように、「普段出来ない貴重な体験ができた」との感想が多く、大満足の様子が伝わってきます。
稲刈り体験ツアーの魅力
続いて、稲刈り体験ツアーは9月21日に兵庫県で開催予定です。稲刈り畑には多くの参加者が集まり、初めて鎌を使うドキドキの体験をしていただきます。生産者の方々も、参加者の上達ぶりに驚かされることでしょう。
稲刈りが終わると、お米や食の大切さについての座学やクイズが行われ、最後にはスシロー博士認定証の授与式も行われます。このような取り組みによって、参加者は一生の思い出を作ることができるのです。参加者からは「社員が親切で面白かった。また来たい」といった嬉しい声が上がっており、食育活動としての充実感を感じさせます。
スシロー専用米の重要性
スシローで使用する米は、その食文化の根幹を成す「しゃり」とされています。毎年、全農パールライス株式会社とともに専用米の収穫に取り組み、現在では、年間約2万トンのお米が全国の店舗で使用されています。特に、スシロー専用田んぼで育ったお米は全体の約40%を占めており、その品質向上のために多くの工夫が施されています。
年代に応じた最適な品種選びや生産者とのダイレクトなコミュニケーションを大切にし、より美味しいしゃりの実現を目指しています。今後も、地域と連携しながらお米の栽培を続け、「スシロー専用米」の魅力を広めていく考えです。
まとめ
スシローが運営する田植えや稲刈り体験は、子どもたちが食の大切さを学ぶ貴重な機会であり、参加する皆さまにとっても忘れられない思い出となります。これらの活動を通じて、Agricultural producerとの交流が深まり、地域とのつながりが強化されていくことでしょう。今後の展開にも期待が寄せられます。