千葉・旭市での海づくりイベント「ぽるぽろ」
2024年11月24日、千葉県旭市で「ぽるぽろ」という素晴らしいイベントが開催されました。このイベントは「日本一身近な海づくり推進協議会」によって主催され、地区の海の魅力を地元の人々や訪問者に伝えることを目的としています。旭タンカー株式会社と、うみのまちづくり株式会社がこのイベントに参加し、多彩なアクティビティを通じて海や船について子どもたちに学んでもらう機会を提供しました。
「ぽるぽろ」という名称は、Play, Learn, Protect and Live with the Oceanの頭文字を取ったもので、海で遊びながら自然環境について学んだり、守ったりすることを重視したイベントです。旭市はその豊かな海岸線で知られ、地域資源としての海を活かした活動が進められています。今回のイベントも、旭市とその海の魅力を再認識し、広く発信する良い機会となりました。
当日のテーマは「ワークショップで海を学ぼう」で、旭タンカーとうみまち社は「海と船について知ろう」のワークショップを開催。参加者にわかりやすく海運業の重要性や環境対策について紹介しました。子どもたちには、実際に海と船に触れ合うことで、その知識を深めてもらおうというねらいがありました。
特に人気のアクティビティは「船長なりきり記念撮影」と「足形アートでタンカーを造ろう」の二つです。「船長なりきり記念撮影」では、子どもたちが船長になりきり、特別な写真を撮影。思い出に残る体験となり、彼らの笑顔が絶えませんでした。また、「足形アートでタンカーを造ろう」では、参加者が自分の足形でオリジナルのタンカーを作成し、非常にユニークなアート作品を持ち帰ることができました。
こうした体験型のワークショップを通じて、旭タンカーとうみまち社は地域の子どもたちや家族が海や船とより親しむことができるよう努力しています。また、海運業の重要性を理解し、地域の自然や海を大切に思う気持ちを育むことも目的としています。
うみのまちづくり株式会社は、ブルーカーボンの取り組みや藻場再生に関する情報提供・コンサルティング業務を行っており、農林水産業の分野での二酸化炭素削減に関する研究開発にも注力しています。旭タンカーと共に、海を活かした地域づくりに貢献する姿勢を示しています。
「ぽるぽろ」は地域振興の一環として、来年以降も続けられる予定です。今後も旭市が海の魅力を発信し続け、地域の子どもたちに自然との共生の大切さを伝えていくことを期待しています。