SOCIAL SQUARE上熊本
2025-01-08 10:18:47

利用者の主体性を育むSOCIAL SQUARE上熊本の新カリキュラムとは

利用者の主体性を育むSOCIAL SQUARE上熊本の新カリキュラムとは



熊本の SOCIAl SQUARE上熊本店は、毎月開催される「メンバー企画」において、自立した思考と行動を促進する新たなカリキュラムを導入しています。このプログラムは、参加する利用者が企画から準備、実施の全行程を自身で行うという独自のアプローチによって、コミュニケーション能力や協調性を育むことを目指しています。

カリキュラム導入の背景



コミュニケーション能力はあらゆる職業や場面で重要なスキルです。そのため、SOCIAl SQUARE上熊本は「協調性」「報告・連絡・相談(報連相)」「自己発信力」といったスキルを強化するためのカリキュラムを立案しました。この取り組みは、他人との関係の中で不安を軽減し、小さな成功体験を通じて自己肯定感を高めることも目指しています。利用者が他者と関わることで協力し、自ら考え、行動し、振り返ることで課題を見つけ、次回に役立てるという循環を重視しています。

サービスの特徴



SOCIAL SQUARE上熊本では、月初めに企画会を行い、月末にその成果を実施します。テーマや予算は指定されますが、具体的な内容は利用者が自主的に決定します。支援員はあくまで見守りの姿勢で、活動中の介入を最小限に抑えつつ、利用者同士のコミュニケーションを重視します。これにより、利用者は自ら報告や相談を意識するようになり、より積極的に活動するようになります。

12月のメンバー企画の様子



例えば、12月25日に行われるクリスマスパーティーに向けての企画がありました。9日に開かれた企画会では、利用者たちが「ケーキ作り班」と「出し物の企画班」に分かれ、それぞれのミッションを遂行することになりました。ケーキ作り班は予算2,000円、時間30分以内で完成できるデコレーションケーキの制作を決定し、準備に向けて近くのスーパーでリサーチを行ったり、材料の買い出しをしたりしました。一方、出し物企画班では、ビンゴゲームの準備を進め、勝ったチームにはお菓子の詰め合わせを景品として贈ることにしました。このように、利用者は自らの発案で資料作成や情報共有の工夫をしながら進めていました。

実施当日は、班ごとに個性的なケーキが完成し、ビンゴゲームも白熱した盛り上がりを見せました。自ら企画することで、お互いを支え合う楽しさや満足感が育まれました。

今後の展望



今後、SOCIAL SQUARE上熊本では、「ごちゃまぜ」と題された企画を地域で運営していくことを目指しています。この「ごちゃまぜ」企画では、障害の有無や文化を超えて、皆が楽しめる機会を提供します。将来的には、利用者自身が主体となって運営や開催を行えるような流れを作り出していきたいと考えています。

SOCIAL SQUARE上熊本について



上熊本店は、2022年2月にオープン。自立訓練や就労移行支援を行い、利用者が生活力を身につけ、社会とつながることを目指しています。明るい雰囲気の中で、利用者それぞれが自分に合った方向性を見つけ出すための支援を行っています。

NPO法人ソーシャルデザインワークスについて



私たちNPO法人ソーシャルデザインワークスは、多様な考えや生き方を尊重し合い、協力的な文化を築くことに力を入れています。地域の人々に勇気を与え、社会の豊かさに貢献する活動を継続していきます。さらなる詳細は、上熊本店のブログやホームページをぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
住所
福島県いわき市内郷内町水之出17
電話番号
0246-84-8301

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