AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」とSlackの新連携
最近、株式会社LegalOn Technologiesが運営するAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」が、業務コミュニケーションツールの代表格「Slack」との連携を発表しました。この連携により、法務部門とビジネスチームとのコミュニケーションが一層スムーズになることが期待されています。
Slackとの連携がもたらす利便性
企業においては、日常的な業務コミュニケーションを「Slack」などのチャットツールで行うことが一般的です。これにより、社員同士のやり取りはリアルタイムで行え、迅速な情報共有が可能になります。しかし、法務部門とのコミュニケーションには一般的にも難しさが残ります。
特に、法務相談や契約書の作成・レビューといった業務は多岐にわたり、その管理に多くの時間を要することも少なくありません。法務担当者は「Slack」におけるメッセージの確認に加え、別のツールを使用することで情報管理に苦労するケースが多々ありました。解決策として登場したのが「LegalOn Cloud」と「Slack」の統合です。
依頼と管理を簡素化
今回の連携により、法務に対する依頼や相談が「Slack」上で完結することが可能となります。具体的には、事業部からの依頼が「LegalOn Cloud」上で受けられ、必要な返信もそこで行えるようになります。この過程で、依頼内容や添付された資料は自動で「LegalOn Cloud」に保存されるため、情報管理の手間が大幅に軽減されます。
この仕組みによって、法務担当者は案件の管理やナレッジマネジメントを一元的に行うことができるため、より効率的に業務を進行できます。また、ビジネスチームにとっても、日常的に使用しているツールで全てのやり取りが行えるため、ストレスが軽減されます。
「LegalOn Cloud」とは
「LegalOn Cloud」は、企業法務のための新しいAIテクノロジープラットフォームです。このプラットフォームは、従来の法務システムとは異なり、ナレッジが自然に蓄積される仕組みを持っています。AIが自動で情報を整理し、必要な時に適切なアドバイスを提供することで、法務部門の業務を一段と効率化し、新しい形の業務環境を提供します。
企業情報
株式会社LegalOn Technologiesは、法務とテクノロジーを融合させることを目指し、2017年に設立されました。現在、グローバルに展開しており、日本初のAI契約書レビューサービス「LegalForce」を始め、多数の法務関連のサービスを提供中です。特に「LegalOn Cloud」は、AIを活用することで法務業務の質と効率を大幅に向上させるものとして、多くの企業での採用が進んでいます。
法務部門と業務部門のコミュニケーションの壁を取り除くことで、より迅速にビジネスを進める手助けとなる本連携に注目が集まっています。これからの法務業務は、テクノロジーによって革命的な変化を迎えることでしょう。