デジタル証券の未来
2025-03-06 11:55:50

ステーブルコイン活用の新たな試みが始動!デジタル証券の未来

ステーブルコインを活用したデジタル証券の新プロジェクトが始動



2023年、株式会社Datachainは、デジタルアセット共創コンソーシアム主催の「オンチェーン完結型セキュリティトークンワーキンググループ(WG)」へ参加することを発表しました。このWGは、革新的な技術を用いて、ステーブルコインとセキュリティトークンを組み合わせ、証券取引や利払い、決済が全てブロックチェーン上で完結することを目指します。これにより、セキュリティトークンが持つメリットを最大限に引き出そうとしています。

ステーブルコイン事業の取り組み



Datachainは、これまでProgmat社と協力し、ステーブルコイン事業に注力してきました。特に、ステーブルコイン発行管理基盤「Progmat Coin」を用いたプロジェクトや、国際送金に特化した「Project Pax」の開発など、精力的な取り組みが進行中です。国境を越えた資金移動がますます重要視されている中、ステーブルコインの活用は大いに期待されています。

海外での事例



ストレートに情報を共有するパブリックブロックチェーンを活用することで、透明性のある取引が可能とされています。アメリカでは、BlackRock社によるBUIDL(BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund)がその一例です。このプロジェクトでは、オンチェーン上での日次金利の付与や、複数回の償還が可能となり、投資家にとって魅力的な条件が整っています。

さらに、USYC(US Yield Coin)の発行元であるHashnote社がCircle社に買収されたことで、円滑な資産や資金の運用が可能になりました。これらの動きは、セキュリティトークンとステーブルコインを組み合わせた新しい金融サービスの流れを確立しています。

金融サービスの革新



Datachainは、これらの国際的な潮流を背景に、国際送金を中心とした決済プロダクトを強化するとともに、セキュリティトークンと組み合わせた新しいサービスの可能性を探ります。これにより、従来の金融機関が抱える制約を打破し、より効率的で利用しやすい金融環境を提供します。

新たなチャンスが広がるこの分野では、テクノロジーの進化が金融サービスにどのように影響を与えるかが注目されています。今後の進展に期待が高まります。
なお、参加する「オンチェーン完結型STワーキンググループ」に関する詳しい情報は、Progmat社が発表したプレスリリースを参照してください。


Datachainが進める新プロジェクトの動向から目が離せません。金融界における革新の一翼を担うこの取り組みが、今後どのように発展していくのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社Speee
住所
東京都港区六本木3-2-1六本木グランドタワー 35階/39階
電話番号

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