LINEリサーチによる感染症対策調査
LINEヤフー株式会社が運営する「LINEリサーチ」が、全国の10~60代の男女を対象に行った感染症対策に関する調査結果を発表しました。この調査は、650万人以上のアクティブな調査パネルに基づいており、感染症対策の実態を浮き彫りにしています。
調査結果の概要
調査によると、大半の人々は日常的に「こまめな手洗い・うがいをする」ことや「マスクをつける」ことを実施しており、特にこれらの行動は50%以上の高い割合で支持されています。調査では年代が上がるにつれて、これらの対策を取る人の割合も高まり、60代では特に意識が強いことが分かりました。
具体的には、感染症対策として「こまめな手洗い・うがいをする」が10~40代において最も多く、50~60代では「マスクをつける」が優勢でした。また、60代では「こまめな水分補給をする」や「人混みや密を避ける」という行動が4割を超える高い実施率を示していました。
反対に、「特にない」との回答は10代で最も多く、2割を超えました。一般的に、女性の方が男性よりも各対策を行う割合が高く、特に40代以上の女性ではその傾向が顕著でした。
マスク着用の頻度
調査ではマスク着用の頻度も触れられ、全年代で「ほぼ毎日」マスクをつけている人は35%に達し、「週に1日以上」マスクをつける人の割合は65%に上りました。年代が上がるに連れて「ほぼ毎日」マスクをつける人が増えていく傾向があり、50~60代では4割を超えています。しかし、年代が若くなるほど「まったくつけない」という回答も多く見られ、特に10代男性では3割近くがマスクを着用しないとの結果が出ました。
感染症対策に対する意識
多くの人が感染症対策として手洗いやマスク着用を実施していますが、外出を控える行動が取られることは少ないことも明らかになりました。具体的には「外食を避ける・減らす」や「買い物に行く頻度を減らす」といった対策はあまり実施されていない傾向が見られました。
結論
この調査から、感染症対策に対する意識や行動は年代や性別によって異なることが分かりました。特に高齢者層では、感染症対策への意識が高いことが際立っており、これからも継続していく必要があります。今後の調査結果にも注目が集まります。さらに詳しい調査結果は「LINEリサーチ」の公式サイトで確認できます。
調査結果の詳細はこちら(リンク)
LINEリサーチ公式サイト