SNSでの顔出しに関する実態調査
株式会社メディアシークが運営するQR/バーコードリーダーアプリ「アイコニット(ICONIT)」内で、SNSにおける顔出しに関するオンラインアンケートを実施しました。この調査は、8,785人のユーザーを対象に行われ、最近の意識の変化や、顔出しに対する考え方が明らかとなりました。
調査背景
近年、SNSは個人の表現の場でありながら、一方で顔出しに対しては慎重になる声も少なくありません。本調査では、顔出しをすることへの意識とその理由について掘り下げていきます。デジタルプラットフォームの利用が一般化する中で、個々のプライバシーがどのように意識されているのかを伺うことができます。
調査結果の概要
顔出しへの意識
調査の結果、約50.5%の回答者が「顔出しはしたくない」と回答しました。これは過半数に近い数字で、SNSにおいて顔出しを避ける姿勢が強いことを示しています。一方で、「条件次第で顔出ししてもいい」と答えた人はわずか5.7%、「すでに顔出ししている」と答えた人は3.8%という結果もあり、顔出しをする層はかなり限られていることが分かります。
隠れた意識を掘り下げる
調査の次の設問では、実際に顔出しを行っている人に、「顔出しをする理由」について尋ねました。その結果、「特に強い理由はない」が最も多く、次いで「信頼感が高まると思うから」や「表現として楽しそうだから」との回答が寄せられました。これらの結果から、顔出しには積極的な意義を感じる人もいることが分かります。
顔出しを受け入れる条件
顔出しを「条件次第で許容できる」とした回答者に対し、最も抵抗が少ない形として挙げられた選択肢は「加工やスタンプあり」や「横顔・後ろ姿」とのこと。このことから、顔出しをする場合には完全な情報露出ではなく、何らかの形での加工が求められる傾向が強いといえるでしょう。
顔出し拒否の理由
「顔出しはしたくない」と明確に回答した人々の理由として最も多かったのは「プライバシーや安全面が心配」というものでした。また、「トラブルが起きそうで不安」とする意見や「身バレや知人に見られる不安」といった意見も多く見受けられました。顔出しをしない理由は多岐にわたり、個々の心理的な障壁が浮き彫りになりました。
まとめ
この調査から、SNSでの顔出しに関する人々の意識がいかに複雑であるかが分かりました。「顔出しはしたくない」という流れは、デジタル社会における自己防衛としての反応とも捉えられます。企業や団体がSNSを利用する際には、こうした意見を十分に考慮に入れる必要があるでしょう。今後も注意深くデジタル表現の在り方を見直していくことが求められます。