三井不動産初のマルチテナント型冷凍倉庫「MFLP杉戸」が着工
2026年1月15日、三井不動産株式会社は埼玉県杉戸町にて「(仮称)三井不動産ロジスティクスパーク杉戸(MFLP杉戸)」の着工を発表しました。本施設は、マルチテナント型の冷凍冷蔵倉庫として初めての試みであり、2027年8月の完成を目指しています。
立地条件の魅力
本施設は、圏央道「幸手IC」と東北自動車道「岩槻IC」から約11kmという交通アクセスに恵まれており、首都圏への広域配送に非常に適しています。国道4号線や16号線にも近く、東京や埼玉、神奈川、千葉などの大消費地へのスムーズな物流を実現します。
最先端の冷凍技術
MFLP杉戸では、全冷凍区画に-25℃〜+5℃の可変温度設備を採用しているため、さまざまな冷凍・冷蔵商材に対応可能です。この可変温度設定により、テナントのニーズに柔軟に応えることができ、品質維持と運用の効率を両立しています。特に、冷凍倉庫の最大の課題である品質管理に関しては、高気密な外防熱方式や陽圧空調システムを導入することで、結露や凍結のリスクを大幅に低減しています。
環境への配慮
MFLP杉戸の設計には、自然冷媒(CO2)を用いた冷凍冷蔵設備が組み込まれており、改正オゾン法にも対応しています。このアプローチにより、テナントが環境効率を最大化できるよう支援しています。また、太陽光発電システムの導入も計画されており、グリーン電力の使用推進に寄与しています。
オペレーション効率の最大化
設計では、効率的な荷捌きスペースを確保し入出庫のスピードを重視しています。特に、 refrigerated区画と冷凍区画の同時利用が可能であり、迅速な商品の管理が実現します。さらには、トラックバースのピロティ形式や2層使いの区画割により、効率的な輸送が可能となっています。
三井不動産の物流事業
三井不動産は、2012年から物流事業に本格的に取り組んできました。これまでに国内外で68件の物流施設を開発し、より多様なニーズに応える提案を行っています。新たな価値創造を目指し、社会的課題に取り組む姿勢を持ち続けています。
まとめ
荻野町におけるMFLP杉戸の開発は、急成長するEC市場や冷凍食品需要に応えるものであり、物流拠点としての新たな地平を開くことが期待されます。また、環境への配慮を忘れず、持続可能なビジネスモデルの構築を目指しています。これにより、テナントや地域社会との多様なつながりが生まれることを願っています。