ドローンを活用した家屋診断『屋根トンボ』の新たな取り組み
近年、台風や自然災害による家屋の被害が増加している中、効果的な対策が求められています。その中で、
『屋根トンボ』という新しいサービスが注目を集めています。このサービスは、ドローンを用いて家屋の調査を行い、火災保険の申請から修繕工事までを一括でサポートするレボリューション的な取り組みです。
1. ドローン家屋診断の仕組み
『屋根トンボ』は、全国的に飛行許可を取得したプロのドローンパイロットが、家屋の診断を行います。従来の手法に比べ、ドローンによる調査は安全で短時間、そしてコストも抑えられるという利点があります。診断を依頼した家屋が自然災害で損傷を受けた場合、専門知識を持つスタッフが事故報告書を作成し、保険会社に申請します。
さらに、提携する工務店『KORST』が施工を行うため、ワンストップでサービスを受けられ、顧客は煩わしい手続きを任せることができるのも魅力です。修繕工事は認定された保険金額の範囲内で行われるため、自己負担はゼロという点も安心材料のひとつです。
2. 平成30年の調査実績
平成30年度に実施された調査実績の一例として、調査対象となった60軒の平均認定保険金額は104万円にのぼりました。この中には250万円以上の支払いがあったケースもあり、実際の保険適用対象はかなりの範囲でカバーされています。
また、37軒、つまり6割以上の家屋において見積もり通りの保険金が支払われたことも報告されています。台風被害に対する申請が認められなかったのはわずか1軒で、これは非常に良好な結果と言えるでしょう。
3. 保険適用の範囲と注意点
ただし、火災保険の申請においては、全ての損傷が対象になるわけではありません。例えば、経年劣化による損傷や、風災が保険適用外となる場合があるため、慎重に確認することが必要です。加えて、火災保険を申請したからと言って、その後の保険料が上がることはないため、安心して利用できます。
4. 今後の展開
今後、令和元年9月に発生した千葉を中心とした台風のデータも整理し報告予定です。大型の台風が頻発する現代において、住宅の資産価値を保護するために『屋根トンボ』のようなドローンを利用したサービスが注目されています。
自然災害が原因で修繕が必要とされる場面では、こうしたサービスを活用することが、より多くの人々にとって有益な選択肢となることでしょう。
お問い合わせ
『屋根トンボ』へのお申し込みや詳しい情報は、以下のリンクからアクセスが可能です。
屋根トンボ公式サイト
電話番号: 0120-805-308
株式会社スプラウトについて
株式会社スプラウトは、地球環境の保全をテーマにした企業で、人材派遣やドローンを用いた事業を展開しています。本社は東京都渋谷区にあり、設立は平成20年。資本金は1,000万円です。イノベーションをもって新たな労働供給を開拓することを誓っています。