佐渡島クラフトビール
2021-08-02 13:01:35

佐渡島初のクラフトビール醸造所設立へ、クラウドファンディングが注目の的に

佐渡島に新たなクラフトビールの風を



佐渡島で新しいクラフトビール文化が生まれようとしています。最近、島内初となる独立したマイクロブルワリーの設立が発表され、クラウドファンディングによって資金も早期に目標を達成しました。これは、佐渡の美味しいビールを地元の人々に提供し、観光振興にも貢献しようとするプロジェクトです。

クラウドファンディングの成功



2021年7月30日にスタートしたクラウドファンディングは、なんとわずか2.5日で目標金額の100%を達成。現在(8月1日)、達成率は見る見るうちに108%を超え、326万円を超える支援が集まりました。この額は、160名の支援者が集まった結果です。今後も最初の目標を上回ったことを受け、新たな目標に向けた企画が進められています。

佐渡島のクラフトビール事情



佐渡島には現在、ブルワリーが存在しないため、外部からビールを取り寄せる必要があります。しかし、輸送コストが高く、特に冷蔵が必要なクラフトビールの場合、送料は経済的な負担となるのが難点でした。そこで、地元で醸造することにより、コストを低減しつつ美味しいビールを提供することが目指されます。これによって観光業の復興にも寄与することが期待されています。

観光への影響



新型コロナウイルスによる影響で、佐渡島の観光業は以前の半分以下に減少しており、令和2年度の観光客数はわずか24万人に留まりました。新しいブルワリーの設立によって、観光客を呼び寄せ、地域の振興に寄与することが目指されています。

プロジェクトの詳細



新たに設立されるt0ki brewery(トキブルワリー)は、佐渡島内での醸造に特化します。資金調達後は、今年の秋には醸造と製品販売を始め、オンライン販売のための設備も整えます。まずは、香り高く苦みの強いIPA(インディア・ペール・エール)を中心に醸造を行う予定です。

加えて、佐渡の自然を象徴するラベルデザインや、佐渡産の農産物とコラボしたビールの開発も考慮されています。ビールのレシピは継続的に更新され、常に新しいスタイルを提供することを目標としています。

記者発表会のお知らせ



このプロジェクトに関する記者発表会も近く予定されており、地域の市長やゲストを招いた形で行われます。日時は、2021年8月20日(金)の16:00から17:00まで、場所は新潟県佐渡市のt0ki breweryタップルームで、代表者の挨拶や質疑応答も設けられています。

代表の紹介



代表を務める藤原敬弘氏は、技術者背景を持つ経営者であり、北海道出身。多様な経験を経てクラフトビール文化の提供に情熱をもって取り組んでいます。佐渡島におけるクラフトビールの未来に大きな期待が寄せられています。

会社概要


会社名: 株式会社ビアパイント
所在地: 新潟県佐渡市加茂歌代458
設立日: 2020年11月24日
* 事業内容: クラフトビールの製造

新たなクラフトビールの誕生に、ぜひ注目してみてください。

会社情報

会社名
株式会社ビアパイント
住所
新潟県佐渡市加茂歌代458
電話番号

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