Recursionが未踏ジュニアに教材を無償提供
米国カリフォルニア州に本社を置くRecursion, Incは、一般社団法人未踏が運営する次世代IT人材育成プログラム「未踏ジュニア」に教材スポンサーとして協賛することを発表しました。これにより、未踏ジュニアに応募する若者たちは、Recursionが提供するオンライン学習コンテンツを無償で利用できるようになります。
従来の枠を超えた教育支援
未踏ジュニアは、独創力や優れた技術を有する17歳以下の小中高生や高専生を対象にしたプログラムです。このプログラムは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「未踏事業」の修了生を柱にしており、次世代のIT人材を育成することを目的としています。
Recursionは、この取り組みを通して、独特なアイデアを持つ若者たちが、コンピュータサイエンスの基礎及びバックエンド開発スキルを効率的に学ぶ機会を提供し、それぞれのプロジェクトの実現に向けた技術力の向上を図っています。
Recursionが提供する魅力的なコンテンツ
Recursionが提供する教材は、米国の大学におけるコンピュータサイエンスのカリキュラムに基づいており、約1,000時間にわたるオンライン学習内容が含まれます。受講者は、データ構造やアルゴリズム、オブジェクト指向プログラミング、ネットワーク、データベース、さらにはクラウド環境でのデプロイ手法など、バックエンド開発に必須な幅広いスキルを習得できます。
特にプログラミングに自信がない若者にも、Recursionは基礎的なコンピュータサイエンスの知識と技術の向上を支援するプログラムを用意。在学中の応募者が実際に使えるスキルを身につけられるよう、様々なサポートを行っています。
提供コンテンツの例
- - アルゴリズム・データ構造の学習
- - オブジェクト指向プログラミング
- - サーバ開発及びデプロイの実践
- - Gitを使用したチーム開発の体験
このプログラムに参加する応募者は、2025年5月18日(日)23:59までに応募を完了させる必要があります。そして、無償提供に関しては2025年8月末日までの期間、利用可能です。応募者には専用のメールで詳細な応募方法が通知される予定です。
未来のエンジニア育成への貢献
元Metaエンジニアにより設立されたRecursionは、オンラインプラットフォームを通し、コンピュータサイエンス及びバックエンド開発を学ぶ機会を提供し続けています。アウトプット中心のカリキュラムを設計することで、未経験者でも実務レベルの開発力を養成できるよう努めています。
将来社会で活躍するエンジニアを育成するため、Recursionはこのような教育支援活動に力を入れて参ります。これからも若者たちが自らのアイデアをカタチにできる環境を整え、技術の可能性を広げるために貢献していくことでしょう。
【会社概要】
- - 代表者:田島慎也、Jeffry Alvarado
- - 本社所在地:2640 Wagon Wheel Road, Apt#302, Oxnard CA 93036, United States
- - 公式ウェブサイト:Recursion