ECサイトKAIストアに新たな不正検知システムASUKA導入
株式会社アクル(東京都港区)は、同社が手掛けるクレジットカード不正利用対策ソリューション「ASUKA」を、貝印株式会社(東京都千代田区)が運営するECサイト「KAIストア」に導入したと発表しました。今回の取り組みは、増加するクレジットカード不正利用に対して、より強固なセキュリティ対策を講じるための一環です。
クレジットカード不正利用の現状
近年、クレジットカードの不正使用による被害が深刻化しています。日本クレジット協会の報告によると、2024年度には不正利用による被害額が513億円に達すると予測されています。このため、経済産業省は「クレジットカード・セキュリティガイドライン」を策定し、ECサイトを運営するカード加盟店に対してセキュリティの強化を求めています。
このような背景から、KAIストアはシステムのリプレイスを行う中で、これまでの不正検知サービスを見直し、ASUKAの導入を決定しました。これにより、セキュリティ強化と運用効率の向上、そして顧客に対する購買体験の質の向上を図ります。
不正検知・認証システムASUKAの概要
ASUKAは、リアルタイムで不正使用の兆候を検知し、カード認証を自動化する高度なセキュリティシステムです。取引情報や属性情報に基づいた分析を行い、迅速に不正利用のリスクを識別します。また、クレジットカード業界では必須とされる機能も備えており、第三者による不正利用の防止にも寄与します。
ASUKAは、物販ECに限らず、旅行や各種サービスを提供する業種においても導入されており、既に45,000以上のサイトで使用されています。これにより、業界全体での不正利用リスクの低減が期待されます。
貝印の役割と取り組み
貝印株式会社は1908年に創業し、刃物の町として知られる岐阜県関市に本社を構えています。同社はカミソリや製菓用品など、日常生活に密着した多様な商品を展開しています。今回のASUKA導入は、KAIストアのセキュリティ強化だけでなく、顧客の信頼を得るための重要なステップといえるでしょう。
安全なECサイトの実現に向けて
アクルは今後も貝印と連携し、不正利用のリスクをさらに低減し、より安全なECサイト環境の実現を目指します。顧客にとっても安心して利用できる取引環境を整えることは、オンラインショッピングの未来にとって重要な課題です。企業のセキュリティ対策は、顧客満足度向上にも直結するため、今後のさらなる取り組みに期待が寄せられています。
セキュリティ強化は、顧客の購買体験向上にもつながります。顧客が安心してショッピングを楽しめる環境を作るために、アクルと貝印は協力していくことでしょう。今後の展開にも注目が集まります。