新たなブランディング論が誕生
2024年9月21日、大型書店やオンラインで発売される荒木洋二氏の新著『図解入門ビジネス 最新ブランディングの基本と動向がよ~くわかる本』が、企業にとって不可欠なブランディングの概念を再定義します。本書は、広報PR歴27年の著者が企業の持続可能な発展を視野に入れ、全てのステークホルダーとの関係を重視する、「全方位型ブランディング」を提唱しています。
ブランディングの重要性
これまでの「ブランド=商品」中心の考え方は、時代の変化に伴い、社員や地域社会とのつながりに重点が移っています。特にリーマンショック以降、従来の金融資本主義や株主至上主義が衰退する中、ステークホルダー資本主義が注目される現在、企業は隈なくその関係を築く必要があります。本書では、企業が社員、顧客、取引先、株主そして地域社会など、すべてのステークホルダーと共に価値を生み出す重要性を説き、そのための実践的なアプローチを提供します。
書籍の構成
本書は、企業の本質や役割を考察する第一章から始まり、ブランディングの本質を明らかにする第二章へと進んでいきます。さらに、ブランディングを始める際の注意点や実践編において、現状の診断や魅力の洗い出し、推進エンジンの仕組みについて詳しく解説されています。そして、真に企業を支えるブランディングがもたらす未来を展望します。
目指すべきブランディング戦略
鍵となるテーマの中には、企業がその魅力を引き出すための情熱やこだわりや、経営の本質を解き明かす「8つの軸」が含まれます。また、ブランドが持つ機能的及び情緒的な価値の理解、情報発信の現状と傾向、効果的なニュースルームの活用法なども取り上げられ、実際の業務に役立つ情報が満載です。さらに「舞台裏の見える化」という視点も取り入れ、成功へつながるブランディングの秘訣が語られます。
著者プロフィールとAGENCY ONEの紹介
著者の荒木洋二氏は、株式会社AGENCY ONEの代表取締役として、企業の広報戦略立案をサポートし、広報人材の育成にも尽力しています。中小企業からスタートアップまで、広報・ブランディングを内製化するための支援を行っており、彼の実績と経験は多くの経営者に信頼されています。
本書は、初めてブランディングに取り組もうとする経営者や担当者に向けて、ブランディングとは何か、どのように実践すれば良いのかを分かりやすく解説した一冊となっています。ぜひ手に取って、企業の未来を切り開くための一助としていただきたいと思います。