防災革新サービス
2024-07-30 15:18:18

防災対策を革新!三井住友海上とWAVE1の新サービスの展開

防災対策を革新!三井住友海上とWAVE1の新サービスの展開



近年の大規模な火災事故や自然災害を受け、企業や建物の防火・防災対策がますます重要視されています。そこで注目されているのが、株式会社WAVE1(本社:東京都杉並区)が展開する「防火管理AI診断」です。この診断サービスが、三井住友海上火災保険株式会社(本店:東京都千代田区)と協業することによって、新しい防災ソリューションを提供することが始まりました。

災害リスク診断サービス「防火管理AI診断」とは?



「防火管理AI診断」は消防設備点検報告書や実地調査のデータを基に、各建物の災害リスクを診断するサービスです。これまでは、消防設備の不具合があれば改善プランやコストを提案していましたが、今回の協業によって、訪問先での診断に基づき、顧客には最適な火災保険や安否確認サービス、防災グッズといったソリューションが提供されます。

特に、火災による損害は多大なもので、1件当たりの損害額は200億円を超えることもあります。そのため、この8年以上にも及ぶネット通販の大規模倉庫火災や半導体工場火災などの事故を受け、企業はリスクを軽減するための手段を求めています。従来の法令だけでは防ぎきれなかった災害リスクに対して、WAVE1の「防火管理AI診断」は有効な手段を提供します。

協業の背景



近年の火災による大きな被害に対し、改めて防災やリスク管理の重要性が突き付けられています。特に、法律に則った消防法令の適用は厳しく、経営者には多くの負担がかかります。そのため、災害リスクをしっかりと把握し、科学的な根拠をもとに対策を講じることが求められています。 WAVE1のサービスは、消防設備の点検結果を基にした可視化を行い、企業が適切な防災対策を選べるようにするものです。

防火管理AI診断の詳細



「防火管理AI診断」では、マンションやオフィスビル、工場など、消防設備点検が必要な建物を対象にしています。建物ごとに防火防災の強さを評価し、対策を提案することで、火災による死亡事故の原因である「逃げ遅れ」を防ぐ取り組みを行っています。約46%の火災による死亡者がこの逃げ遅れによって生じていますが、AIを活用した診断がこれを軽減する助けとなります。

実際の利用事例



特に、一般社団法人にじのはなしの代表者は、グループホームの新設に際して、WAVE1の診断サービスを利用したことで消防設備の設置や補助金の獲得がスムーズに進んだと語っています。こうした実績により、防火管理AI診断の重要性がさらに広まっていくことでしょう。

協業に関するコメント



三井住友海上のビジネスデザイン部課長、伊藤慎太郎氏は、「お客様から選ばれ続けるためには、従来の保険だけでなく、予防やリカバリーに関わるサービスを提供することが重要である」と述べています。また、WAVE1の吉村拓也代表取締役は、「防災を進化させる仕組みを作り、建物の価値を高める文化を広げたい」と胸の内を明かしました。

まとめ



このように、「防火管理AI診断」は、ただの診断に留まらず、企業を守るための新たな防災対策の一環として大いに期待されています。これからの防災の在り方を変える重要な取り組みとして、多くの企業が導入を検討することになるでしょう。今後の防災業界の進展に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社WAVE1
住所
東京都杉並区方南1-13-8
電話番号
03-6383-4626

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