「サンシャインウイスキー」終売
2025-01-07 11:24:25

若鶴酒造が誇る「サンシャインウイスキー」シリーズ終売のご案内

若鶴酒造株式会社が、2025年1月末をもって、人気のウイスキー「サンシャインウイスキー プレミアム」と「十年明シリーズ」の製造・出荷を終了することを発表しました。長年にわたり多くのファンに愛されてきたこれらのウイスキーが終売することに、酒造りのゆかりの地である富山県砺波市の地域コミュニティも驚きを隠せない様子です。

「サンシャインウイスキー プレミアム」は2017年4月に発売され、その豊かな味わいで多くのウイスキー愛好者に親しまれてきました。このたびの終売は、2024年11月末をもって製造が終了したことを受けてのもの。残りの在庫が店頭での販売が行われることになりますが、実際の在庫状況については、各販売店への問い合わせが必要です。

一方、「十年明シリーズ」は2022年9月に発売開始された新しいシリーズで、特に「十年明ノアール」はその独自の味わいから注目を集めました。一時代を代表するウイスキーとして認識されてきたこれらのブランドが姿を消すことは、酒造界にとっても一つの節目となります。

若鶴酒造は、北陸で最も古いウイスキー蒸留所であり、その歴史は1953年にまで遡ります。当初のウイスキーが誕生した背景には、戦後の混乱から立ち直ろうとする人々の思いが込められていました。以降、若鶴酒造は地域に根ざしたウイスキーの醸造に専念し、多くの人々に支持されてきました。これらのブランドが終売するのは寂しいですが、酒造に携わる人々の努力は絶えず続けられています。若鶴酒造の稲垣貴彦社長は、ブレンディング技術をさらに向上させることを誓い、次世代のウイスキーにも期待が寄せられています。

後継商品として、2024年12月には「SAB.(サブ)」シリーズが新たに発売される予定です。このシリーズには、「SAB. SUNSET RED」と「SAB. NIGHT BLACK」があり、これらの味わいは過去のサンシャインウイスキーや十年明ノアールとは異なる新しい経験を提供することが目指されています。この新しい挑戦が、引き続きウイスキーの世界を盛り上げることでしょう。また、これらの新商品には、地元富山の自然を反映したテーマが設けられ、より深い味わいを追求した製品に仕上がりつつあります。

「サンシャインウイスキー プレミアム」および「十年明」シリーズの終売は、ウイスキー界における歴史的な出来事です。これまでの歩みを振り返りながら、今後も新たなウイスキーの開発がどのように行われていくのか、注目が集まります。地域の文化や人々の思いを彷彿とさせるウイスキーが今後も生まれていくことを期待しながら、新しい時代の訪れを望むばかりです。


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会社情報

会社名
若鶴酒造株式会社
住所
富山県砺波市三郎丸208
電話番号
0763-32-3032

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