日向市のワーケーション
2023-01-24 15:21:38

日向市、ワーケーションの聖地化に向け加速! セガサミーHDなどとの連携で実現へ

日向市、ワーケーションの聖地化に向け加速!



宮崎県日向市は、豊かな自然とサーフィンのメッカとして知られる魅力的な地域です。近年、この魅力を活かし、ワーケーション推進に力を入れており、目覚ましい成果を上げています。

2019年からワーケーション事業化に向けた取り組みを開始した日向市は、2020年にはパーソルワークスデザイン株式会社と業務委託契約を締結。ワーケーションオフィス調査事業(実証実験)を開始しました。

最初の取り組みでは、12名募集に対し100名以上の応募があり、参加者満足度100%という大きな成功を収めました。その後、コロナ禍の影響を受けながらも、地元事業者との連携による体験プログラムの開発や、親子向けワーケーションプランなど、新たな取り組みを展開。

専用施設「Surf Office」の開設

国からの交付金を受けて整備されたワーケーション専用施設「Surf Office」の完成は大きな転換点となりました。この施設を拠点に、企業・法人向けのワーケーション受け入れを強化しています。

富士通株式会社との連携

富士通株式会社との「ワーケーション・パートナーシップ協定」締結により、モデルツアーの実施や自治体間の交流を深めるなど、連携を強化。

観光庁ワーケーション推進事業モデル実証事業への参加

観光庁のワーケーション推進事業モデル実証事業にも参加。セガサミーホールディングス株式会社と3回のトライアルプログラムを実施し、社員15名が日向市でワーケーションを体験。地域プログラムを通じた地元住民との交流や、新規プログラム開発に向けたフィジビリティスタディも実施しました。このプログラムを通して、海外からの参加者からはインバウンド対応のワーケーションについても意見が出され、日向市のポテンシャルの高さが示唆されました。

人材育成セミナーの実施

全国の先進地域で活躍する講師を招き、ワーケーション人材育成セミナーを開催。地元事業者との意見交換も実施し、ワーケーション推進に向けた人材育成にも力を入れています。

先進地視察

長野県立科町、大分県別府市への先進地視察を通して、他地域の優れた取り組みを学び、日向市独自のワーケーション推進モデルの構築に役立てています。

情報発信の強化

インターネットサイトを利用したプレスリリースやリーフレット作成など、積極的な情報発信も行っています。

今後の展望

日向市は、これらの取り組みを通じて得られた知見を活かし、課題の解決、体験プログラムの充実、人材育成、そしてワーケーションの更なる高付加価値化・最適化を目指しています。

日向市長のコメント

日向市長 十屋幸平氏は、地方創生の取り組みの一環としてワーケーション推進に取り組んできたと述べ、豊かな自然、地域住民との交流、そして「交流」をコンセプトとした取り組みが高く評価され、総務省主催の「ワーケーション・コレクティブインパクト2022」の開催地に選定されたことを強調。

企業との連携強化による関係人口の創出、リモートワークを活用した移住・定住促進、サテライトオフィス誘致など、更なる発展を目指しています。

日向市の取り組みは、地方創生におけるワーケーションの可能性を示す、成功事例として注目を集めています。

会社情報

会社名
日向市役所
住所
宮崎県日向市本町10番5号
電話番号
0982-52-2111

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