「スピン/spin」第15号が待望の発売
2026年3月26日、株式会社河出書房新社からオールジャンルの雑誌「スピン/spin」の最新号、第15号が発行されることが決まり、その表紙と目次が公開されました。これまでの号と同様、幅広いジャンルを扱い、多彩な作家が寄稿するこの雑誌は、読者にとって新たな発見の宝庫となっています。
魅力的な表紙と紙のこだわり
表紙は、画家ポール・コックスによるアートワークが飾っており、作家のカンザキイオリさんの作品「ことば」が印象的な背景を形作っています。使用されている紙は独自の質感とデザインが特徴の「GAクラフトボード – FSシルバーウォール」で、温かみのあるナチュラルな色合いが目を引きます。
目次には、株式会社竹尾の特別に製作された紙「ピケアイス」が使用されています。この紙は、細かなつぶと独特の縞模様があり、視覚だけでなく触覚でも楽しめる一品です。これにより、手に取る楽しさが増すことでしょう。
豪華小説連載陣
今号の魅力はその内容にもあります。著名な作家の作品が並ぶ中、特に注目を集めるのがカンザキイオリさんの最新小説「命に嫌われている。」の冒頭50枚が特別掲載される点です。この作品は「生」をテーマにしたもので、瞬間と永遠の苦悩に迫る力強い内容が期待されています。また、大森美香さん、尾崎世界観さん、恩田陸さん、桜木紫乃さんなど、作家陣もそれぞれの個性を活かし、各号で異なる物語を届けています。
さらに、連載小説として、一穂ミチさんの『ハイランド美星ヶ丘』や、藤沢周さんの『利休残照』などがあり、毎号楽しめる物語が揃っています。特に、北沢陶さんの短篇「みまもり」や杉森仁香さんの短編「ガチモン」も必見です。
澁澤龍彦の特集
来年には没後40年を迎え、再来年には生誕100年を迎える澁澤龍彦の特集も組まれています。「はじめての澁澤龍彦」と題されたこの特集は、作家や評論家、エッセイストなど、多様な視点から彼の魅力が紐解かれ、豊富な関連人脈図も載っています。
140周年特別企画
また、特別企画「140人・140冊・この1文」の第3回もあるなど、河出書房の歴史を感じさせる内容になっています。選ばれた25人の選者が、各自の「河出の1冊」を選び、その中の一文と共に想いを綴ったコメントが寄せられています。選者には書店員や作家、学者など、多様な職業の人々が参加しています。
日常を照らすエッセイ
今回も多彩なエッセイが載り、犬山紙子さん、富田ララフネさん、永田敬介さん、マツオヒロミさんといった執筆陣が、彼らの日常や趣味について描写するページも注目されます。その中から、千葉優作さんの短歌「椿の冬」の独特な世界観にもぜひ注目してください。
「スピン/spin」は毎号が新しい体験を提供し、読者を飽きさせません。今号もその期待に違わぬ内容が詰め込まれており、書店で実際に手に取って楽しむ価値があります。これからの読書のひとときを、この雑誌と共に過ごすのはいかがでしょうか。
書誌情報
- - 誌名: スピン/spin
- - 号数: 第15号
- - 発売日: 2026年3月26日
- - 定価: 330円(税込)
- - 仕様: A5判/208ページ
「スピン/spin」は、毎号リリースを重ねるごとにファンを増やしています。この機会に、ぜひ最新号を手に取って、言葉の豊かさと物語の深みを体験してください。