プロ野球に新たな感動を!9・10月度スカパー!サヨナラ賞受賞選手
10月22日、プロ野球界で注目を浴びる「スカパー!サヨナラ賞」の受賞選手が発表され、セントラル・リーグからは坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)、パシフィック・リーグからは小郷裕哉選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)が選ばれました。この賞は、月間を通じて印象的なサヨナラ打を放った選手へ贈られるもので、坂本選手は4回目、小郷選手は2回目の受賞です。
受賞の背景
スカパー!が協賛するこの賞は、2012年から存在し、プロ野球を盛り上げるために設立されました。両リーグそれぞれの選手がその月の最も劇的なサヨナラ打を放った場合に表彰されるため、選手たちにとっては大変名誉ある受賞となります。
坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)
坂本選手が受賞したのは、9月13日の対阪神25回戦。試合は9対10の厳しい状況で、9回裏にチャンスが訪れました。1死二、三塁の場面で登場した坂本選手は、フルカウントから阪神のドリス投手と対峙。6球目を見事に打ち返し、2点のサヨナラ安打を放ちました。この一打でチームは劇的な逆転を果たし、坂本選手のサヨナラ打が試合を決定づけました。4回目の受賞に際し、彼は「何度も選出いただけてうれしい。チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントしています。
小郷裕哉選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)
一方、小郷選手は9月15日の対千葉ロッテ戦での活躍が評価されました。延長12回裏、無死走者無しという緊迫した状況で、小郷選手は右中間スタンドへサヨナラ本塁打を放ち、試合を決定づけました。この試合も長い戦いで、両チームともに好機を生かせず、緊張感が漂う中での見事な一振りでした。受賞後、小郷選手は「来シーズンもレギュラーを獲得し、3年連続でこの賞を狙います」と意気込みを見せました。
スカパー!サヨナラ賞の意義
「スカパー!サヨナラ賞」は、プロ野球が放送で広く浸透している中、試合最後まで目が離せない展開を作り出すことを目的としています。スカパー!は、「試合終了最後の1球まで真剣勝負」をテーマに、プロ野球中継を提供しているため、このような審査基準が設けられています。これにより、ファンはサヨナラ打を通じて興奮と感動を一層味わうことができます。
まとめ
坂本選手の4回目、小郷選手の2回目の受賞が決まり、プロ野球の熱気は一層高まりを見せています。どちらの選手も来シーズンに向けてさらなる活躍が期待されます。次回のサヨナラ賞受賞者は誰になるのか、今後の展開にも注目です。